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sometime,somewhere...
Posted by - 2017.10.24,Tue
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Posted by sammy - 2008.04.21,Mon
IMG_1380.JPG

シェムリアップからバンコクへと再び戻った15日は、
タイのお正月、ソンクラーン(通称、水掛け祭り)の最終日。
 
このソンクラーン。
大都会バンコクでは本来の暑い季節に冷たい水を掛け合う風情とはかけ離れ、
在住の西洋人らが悪ノリでタイ人らに混ざって参加して水鉄砲での発射どころか、
白い泥をあたり構わず付けまわす大騒ぎへと発展しているのが最近の傾向らしく、
その最大のメッカがバックパッカーの聖地、カオサン通りらしい。
 
こうなると、タイの伝統的なお祭りだか何だか分からなくなってきてしまうが、
ソンクラーン中のカオサンは周辺に大渋滞が起きるとか、
通りを抜けるのに歩いて数時間だとか、
さらにはビショビショになってしまうだとか、
「普段でもそこらで騒いでいる西洋人らがあのノリで騒ぐわけですから、収拾はつかなくなります」
と言うのが、カオサンのソンクラーンらしい。

IMG_1376.JPG
 
そんなこともあって宿はスクンビットのソイ39にある「ビー・フレンドGH」で落ち着いたが、
物は試しで見てみたい。
あわよくば、軽く試される程度で(笑)。
 
朝食を食べ終えるとさっそく、
同宿で海外一人旅デビューのFさんと2人でカオサンへ足を運ぶことにした。
 
スクンビット界隈からカオサンまでは511番のバスで直行できる。
時間がまだ早い朝の9時過ぎということもあって街は閑散としていて加えて、
お正月中で休暇の会社が多いからバンコク名物の渋滞もない。
 
カオサンのバス停は大通りのラーチャダムヌーン・クラン通りにあるが、
バスを降りると交差点付近ではTV局の取材クルーらが準備をしていた。
このようなソンクラーンの様子を伝える映像はこの日の夕方のニュースでも見たが、
その全ては最大の戦場と化すカオサン通りが主役となっている。
実際にカオサン通りの端には取材クルー用のテントエリアまでが設けられていて、
そこだけは安全地帯(?)ともなっている。
 
カオサンへ足を踏み入れると、まだ時間が午前10時頃とあって、通りの混雑は普段と変わらない。
ただ、こんな時間でもそこかしこに大きな水鉄砲を持った輩が待機し、
どこからともなく、「あっ、冷たい!」と不意打ちの放射を浴びる。
でも、騒ぎは思ったほどではない。
これはおそらく、昨晩遅くまで大騒ぎをしてはしゃいだ西洋人らがまだまだ、
眠りにふけっているのではないか?
きっと、奴らが起き出して寝起きのコーヒーならぬビールを注入するだろう昼前くらいからは、
賑やかになってくるんじゃないか?
 
しかし、そんな静けさの中でも所々から放射される水は冷たく、気持ちがいい。
午前10時頃とは言え、すでにギンギンに輝く太陽が照りつけ、
その陽を浴びるだけで体は焼け付くように熱い。
日差しの下に立っているだけで汗が滴り落ちるような暑さの中、
ピョコピョコかけられる水はむしろ、清涼剤みたいなものだが、
いつどこから掛けられるのか分からない不意打ちの放射はもちろん、迷惑でもある。
できれば何も持たずに放射も受けて、自らも発射したいくらいだが、
そこは物見遊山の悲しいサガで、最低でもカメラは持参している。
このカメラがビショビショにされたら困るわけで、それなりの覚悟もしてガードして歩くわけだが、
意外と理性が働いているのか(?)、そのあたりには気をつけて発射してくれているようで、
カメラを構えた人に無謀に発射してくるようなことはしてこない。
 
それでも、「通りを歩く=シャワーを浴びる」に等しいわけで僕らは一旦、
僕がシェムリアップ出発前に宿泊していた通り中ほどにあるD&Dに逃げこんで待機することにした。

IMG_1374.JPG
12:27 カオサン通りはすでに路面がビチャビチャ

再び通りへと出たお昼時、
予想通り、ソンクラーンの激戦は増していた。
行き交う人どおしが互いにピチョピチョと水鉄砲を発射しあう。
もちろん、そんな発射は僕らにも向けられるわけで、
それだけで済めばまだしも、今度はどこからともなく白く濁った泥塗り攻撃を受ける。
カメラを持っていた自分はやんわりとされる程度だったが、
ショルダーバッグをぶら下げて歩いていたFさんは手荒く攻撃を受け、
通りを抜ける頃には顔全体が白粉状態へと化していた。

IMG_1381.JPG
12:30 Yeah !
 
水は浴びる、泥は塗られる。
率直に言えば酷い祭りだがみんな、何だか楽しそうだし、
やられた僕らにしても普段では感じることのできないフレンドリーな親近感を覚える。
 
大の大人、それもタイ人だけでなく、
ガタイのでかい西洋人らまでがカラフルな水鉄砲を持ってピュッピュッと発射する姿は、
この上なくくだらない姿だが、そんなくだらなさが伝統的なお祭りとなり、国全体がバカ騒ぎをしている。
 
何だか、楽しくなってきた。

IMG_1384.JPG
13:08 チャオプラヤー・ボート内で名誉(?)の化粧姿
 
騒ぎはメッカ、カオサンだけに留まらず、
モノレールから見る眼下のソイ(路地)は所々がスコールの後のような水浸しになっているし、
改札を出れば不意打ちに放射も浴びる。

IMG_1387.JPG
16:20 サヤーム・スクエア
 
僕らが泊まっていたソイ39もスクンビット通りに出た辺りでは通りの両側でポリタンクに水をいっぱい汲み、
そこからバシャバシャと大通りを行くバイク、
さらにはエアコン無しで車窓が開放状態のバス目掛けてかけていた。

P1010074.JPG
20:40 スクンビット通りでエアコン無しバスへ放水!
 
タイ政府はTV、新聞などを通して行き過ぎたソンクラーンの騒ぎに自粛を求めたそうだが、
そんなことにおかまいなしなのは「マイペンライ(気にしない)」の国、タイではいつものこと。
 
僕の中では初めてバンコクへ来た11年前の楽しさがよみがえっていた。

【15 Apr,2008 / タイ・バンコク】
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Comments
>wakyさん

どこもかしこもソンクラーンではなかったのですが、ある一定の場所が「ソンクラーンだぞ!」と意思表示しようものなら、そこはもう、ビショビショの嵐だったのがバンコクのソンクラーンでした。
その中でも特にカオサンが全員参加型のお祭り状態で、「ソンクラーンを楽しみたい奴はここへやって来い!」でしたね(笑)。

僕はいつかまた、この時期に行ってみたいですよ。
Posted by サミー - URL 2008.04.25,Fri 10:11:24 / Edit
これってカオサンの道路は雨ではなくてあくまでも水かけっこでぬれてるんですよね??皆すごいなあ~。

前夜祭を見たことがありますが、当時はちょぼちょぼくらいで、そんなにすごくなかったですよ。どんどんお祭り化してるのかもしれませんね。

サヤ-ムスクエアの写真、いかにも「タイっ子」って感じの女の子たちですね。雰囲気懐かしいです^^
Posted by waky - URL 2008.04.23,Wed 23:32:44 / Edit
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