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sometime,somewhere...
Posted by - 2017.11.23,Thu
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Posted by sammy - 2016.05.29,Sun

blue city / Jodpur, INDIA


今時分のインドは、当たり前のように気温40℃超えの毎日が続いていると思う。
3年前、最も暑いこの時期に、とりわけ熱いラジャスタンのジョードプルを旅した。
言わずと知れた通称青の町がジョードプルで、ブルー・シティの由縁どおり青を基調とした町並みは遠く見下ろす限りは涼しげだがその地はとにかく熱く、それでもめげない地元民たちをカメラに収めながら歩き回った。



boys / Jodpur, INDIA



girls / Jodpur, INDIA


インドの旅は人とのふれあいが楽しい。時にはウザったいけれど(笑)。
あの40℃を超えた暑さはまさに闘いだったけれど、思えば貴重な体験でインド人の強さを改めてリスペクトできた。
彼らは今もまた、あの暑さの中で生きている。


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Posted by sammy - 2015.07.09,Thu

a woman sitting under the tree / Jodpur, INDIA


美しくもあり、汚くもあるのがインド。
ハッと目を奪われる美しい瞬間にも出会え、目を覆いたくなるような汚さもある。
2年前に旅したラジャスタンは、気温40度超えの猛烈な暑さの中、美しさと汚さがまさに陽炎のように浮かんでは消え、また浮かんでは消え、その両極端な比較などもうどうでもいい状態で彷徨っていた。
インドの旅の魅力は、もしかしたらこの「もうどうでもいい」状態になってしまうことなのかもしれない。
そうなると自分というものがインドの中にとけこんでゆくように感じてくる。
それこそが快感快適だった。


Posted by sammy - 2014.05.16,Fri

main bazar / Dehli, INDIA


旅の行き先を選ぶ時、あれこれと様々な模索を繰り返しながら、最後はゆるぎない気持ちへと変わり、決断に至る。
いつの旅もそうだが、何度も検討を重ねた挙句に決めた行き先へは期待感もさることながら、ちょっとした不安も入り混じった危うさも伴い、いざ到着してみると、とんでもなく不安な気持ちに苛まれることもある。
それが旅慣れたバンコクやカンボジアだったら、ワクワクする気持ちで到達しただけでうれしさを隠しきれないほどの興奮に包まれるかもしれないが、過去に行った場所であってもそうなるとばかりは限られない。それも、何度となく検討を重ねた結果の場所であっても…。

去年6月のインドがそうだった。
6年ぶりに降り立ったデリー国際空港は新装され、それまでの暗く包み込まれるような到着時の印象はどこ吹く風だったが、外へ出ると深夜だというのに火に包まれたかのような暑さはまだそこに残っており、おまけに出迎えに来るはずだった男も見当たらない。
その男を見つけたのはそれから数十分後で、暗いデリーの夜道と乱暴が当たり前の運転は不安を増幅させた。
着いたホテルも値段のわりには古びており、旅の初日にしてはテンションも上がらない。
まあ、ここはインドだから、デリーだからと言いわけるように床に就く。



under the tree / Jaisalmer, INDIA


翌日はデリーから一気にラジャスタンのジョードプルまで飛行機で飛び、そこからはバスでジャイサルメールを目指した。
午後1時発のバスに間に合い、座席に着いた当初は空いていたが、出発時間にもなると冷房のない車内は満員の乗客で蒸し返り、窓から吹き入る風がオアシスだったが、外の気温はゆうに40度を超えており、涼風ならぬ熱風は異常なまでに水分補給を欲し、発車して間もないというのに手持ちの残り水分量と到達までの時間との配分に苦慮をした。
多めに用意はしていたものの、どう考えても欲する量には足りないから、チビチビと我慢しながら水分補給をする。その何十分に一度の補給が乗車中のオアシスのようだった。

さらに圧巻だったのは途中、斜め後ろに座るオヤジに「窓を閉めてくれ」と言われたことだった。
冷房のない40度越えの車内で窓を閉めろとは自殺行為だが、そのオヤジにしてみれば窓から入りこむ熱風の方が我慢ならなかったようで、その辛さは確かに伺えた。
そうなると…、このバスはまさにサウナのようで、車窓から流れゆく砂漠の景色を眺めながら、ただひたすらに冷えたビールを思い浮かべながらジャイサルメールの町へ到達するのを待った。

この4時間半にも及ぶサウナ・バスは思い描いていた旅の楽しみだったのか?
さんざん検討を重ねた結果の旅がこれである。
だが、旅はこればかりではない。
さまざまな経験、体験を重ね、熟し、結実となるのが旅である。
暑さで培った苦しさは僕自身への糧となり、忘れがたい思い出となった。

旅に冒険する気持ちは必要である。
いつもそんな旅を求めるわけではないが、不安があってこそ旅は本当に成就する。