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sometime,somewhere...
Posted by - 2017.11.23,Thu
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Posted by sammy - 2017.05.09,Tue

alley / Marrakech, MOROCCO


寒い冬を越したころからバタバタと家族の事情に追われ、桜も散り、新緑の季節を迎え、何事もなければ今日今頃は成田空港に到着予定だった旅も取り止め、しばらくはこういった日々が続きそうなこともあり、どこかへ出かけない代わりに古いフィルム写真の整理を時々しています。

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舞台は2000年初頭のモロッコ。
「ここはどこなのか?」と、まさに迷宮にでも入りこんでしまったかのような感があったのがマラケシュ、メディナの路地。
薄茶色の壁が続く街並みをジュラバを纏った老婆が行き交い、それは異国を感じるには十分過ぎるほどのドキドキ感があり、「東洋でも西洋でもない世界へ来たんだ」と気持ちが高まったことを憶えている。
当時はフィルムの一眼レフを使い、ネガとポジを使い分けていた。
たぶん、ポジの敏感な使い難さを旅の全行程でするには抵抗があり、安全策として露出の幅が広いネガ・フィルムを使っていたと思う。
後に、その使い分けが面倒になり、鮮やかさで優るポジ・フィルムに旅のお供は統一し、さらにはデジタルとポジの使い分けとなり、デジタルの使い勝手の良さを認識するとデジタル一本での旅となる。2007年位からがそうだと思う。
だからある意味、ネガ・フィルムで撮った旅の情景は貴重な記録かもしれない。

あらためてスキャナーを通して当時の様子を取り込んでみると、ネガ独特のザラザラ感が時の経過を感じさせてくれる。
「今」ではない雰囲気が逆に新鮮さを生み出している。
ただ、残念ながら撮った当時の記憶となると曖昧だったり、全く記憶すら残っていないものがほとんどでもある。
この路地で撮った写真も、当時の僕が何を想ってシャッターを切ったのか全く憶えていない。
推測するに、きっと不思議な世界へ入りこんだ感動が記録として残っているんじゃないかと。
少なくともこの当時、旅の経験がまだまだ浅かった僕にはすべてが新鮮だった。
旅の経験も増し、情報も錯綜し簡単に手に入ってしまう今、その新鮮さを懐かしく思う。



Jemma el Fna / Marrakech, MOROCCO


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Posted by sammy - 2016.09.28,Wed

The Road in Desert Town / Mhamid, MOROCCO


僕の旅の中で「異国」を最も強く感じたのはモロッコだった。
もちろん、それに値するそれ以上のインパクトを感じる場所もあったと思うが、ハッキリと記憶の残る形ではモロッコだったと思う。目に映る日常との違いは強烈だった。
最後にモロッコを旅したのは10年前の今頃だったが、この時は「勝手気ままに旅をする」原点に戻って、途中から公共交通機関を使わずにレンタカーを借りた。
手配等は現地在住の知人がしてくれたが、左ハンドル、マニュアル車でのドライブは戸惑いもあったものの、自由ということに関してはまさしく旅の原点を楽しめたと思う。
そうでなければ、こんな土壁で覆われたかのような砂漠の町に足を踏み入れ、その姿を写真に収めて残すことも出来なかったと思う。
いつかまた、こんな旅をしてみたい。
今は無理でも、いつかきっと。


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最近はブログの更新も滞り、月一いや、二月に一度となってしまいました。
自らのケガや親の病気などもあり、旅の再開は早くても年明け後。1週間以上の長旅は到底無理な状況が続くと思います。
このモロッコへ行ったのはちょうど10年前ですが、当時は公務員(その後は民営化されましたが...)でしたし、両親も元気でしたし、「とことん行ってやろう!」の頃でした。
旅への情熱は今も失せていませんが、「しばらくはゆっくりしよう」の気持ちもあります。
ブログは単発写真で回帰した旅の場面場面を更新してゆくつもりです。
今後とも、ボチボチながらよろしく!


Posted by sammy - 2013.09.21,Sat

Place Djemaa el Fna / Marrakech, MOROCCO


7年後の東京オリンピック開催が決まり、日本人の誰もが7年後の自分に思いを馳せている。7年後が遠いか近いか、歳月を計ろうと7年前を思い出すと2006年9月の今時分、僕はモロッコを旅していた。
1ヶ月前に更新した「荒野の一本道」にもあるように自身2度目のモロッコで、マラケシュから始まり、砂漠のワルザザート、さらにはサハラへと進み、最後は港町エッサウィラで旅を終えている。
旅に出る前夜、職場で訃報を聞いた。かつての同僚で兄貴分のように慕っていた先輩が亡くなった。
借金を背に職場を追われ、誰とも音信普通になっていたから突然の訃報だったが、このモロッコの旅は遠い西の果てをさまようレクイエムのような旅と化し、旅の最中は亡くなった先輩のことが頭から離れなかったことを今でも強く憶えている。7年前のことである。
「あれから7年か…」と思うと、この先7年はあっという間に来てしまう気がする。
それは近い未来であって遠くはない。
でも、「その時の自分は?」と考えるとはるか遠くに感じるほど予想も想像も浮かんでこない。
きっと、それが大方の日本人の7年前と7年後を思う距離じゃないかと思う。

過去は近く、未来は遠い。

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この更新をしようと思った先日、PCの外付けHDDの故障に気が付いた。
2006年のデジイチ購入後の写真データほぼ全てがそこに入っていたが復旧不可。
但し、バックアップはとってあるのでデータ自体の支障はないが、このモロッコへの旅を含めた2006年分だけがバックアップをとっていないことに気が付いたのは後の祭り。
複数枚のお気に入りをJPEG変換したもののみが手元に残る結果となってしまった。
そうなると余計に郷愁が高まってしまう(笑)。
いつかまた、モロッコを旅できれば…。