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sometime,somewhere...
Posted by - 2017.11.24,Fri
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Posted by sammy - 2014.12.31,Wed

農村の夕景 / Siem Reap, CAMBODIA


2月1日は誕生日だった。
2014年の今年も誕生日は寒い日本ではなく、熱く強い日差しが照りつける東南アジアのカンボジアで迎えていた。
1日をシェムリアップ周辺の村めぐりに費やし、そのお供はかつて交流のあった孤児院出身のサイハーくんが務め、彼の原付バイクに跨ってトンレサップ湖の水上村や湖周辺の村々を当てずっぽうに周った。
暑い夏の1日。
カンボジアの原風景とも言える農村の景色はどこまでものどかで、巡りあう人々の屈託のない笑顔は優しさにあふれ、いつものことながらこうして村々をめぐると、僕の心を不思議なくらい癒された気持ちに満たしてくれる。
2014年の2月1日もそうだった。



women of farm village / Siem Reap, CAMBODIA


1日を強く照りつけた日差しが斜めに傾く午後5時前、「どこかで夕日を見よう」と言う話になった。
わずか3日間ほどのシェムリアップ滞在。
今日が最終日で明日の昼過ぎにはバンコクへと戻る。
旧知の間柄ではあったが成人を過ぎ、こうしてお供をしてくれるのは初めてだったサイハーくんはアレコレと僕のために思いを巡らしてくれていた。
国道6号をシェムリアップへと戻る途中にトンレサップ湖へ続く拓けた道があった。サイハーくんの提案はこの道を通ってプノンクロムという山の麓あたりで夕日鑑賞をすることだった。
最近整備されたばかりだと言うこの道は一旦、シェムリアップのゴチャゴチャとした街中を走り抜けずに郊外からプノンクロムへと行ける上に、その道路上から広がる景色も、それはそれは夕日を浴びて輝く原風景そのものだった。

途中、1軒の農家の家の前で長い木棒の先にビニール袋を付け、虫取り網に見立てて遊びまわる子どもの姿があった。
サイハーくんにバイクを止めてもらい、斜光を浴び活き活きと無邪気に遊びまわる子どもの姿を写真に収める。
家の横には輝く草原と、夕日につつまれる中、牛を引き連れ歩く農夫の姿があった。



piece! / Siem Reap, CAMBODIA



shining grass / Siem Reap, CAMBODIA


目の前に広がる景色が嘘のように印象的で、それはおそらく最高に思えた瞬間でもあったと思う。
はしゃぎまわる子どもは天使のように可愛く思え、農夫が牛を引き連れ歩く姿は優しさにもつつまれていた。
この1年、旅してきた中でこの2月1日の夕景は忘れ得ぬ旅の瞬間となった。

* * *

場所をプノンクロムに移したサンセット・ポイントでは近くの集落の子どもたちが一緒に落日を楽しもうと寄ってきた。
犬に猿、自分たちのペットも一緒に写真に収まり、そのバックにはカンボジアの大地に沈む夕日があった。



children at sunset / Siem Reap, CAMBODIA



大地に沈む夕日 / Siem Reap, CAMBODIA


その晩は僕のカンボジアでの村めぐりの礎を共に築いてきた元バイタク運転手のサンくんが、生後10ヶ月の息子を初お披露目する約束でサンくん一家とサイハーくんらが集まり、シェムリアップの行きつけのお店でささやかな食事会が開かれた。
いつのまにかこうして仲間が出来、渡航する度に集まってくれるカンボジアは今や僕にとってのアナザー・スカイ(思い出の地)でもあり、居心地の良すぎる場所でもある。

来るべき2015年、同じように2月1日には休みを入れてある。
はたして希望どおりに休暇が取れるか分からないが、希望が叶うのであれば大台(?)に到達する来年の誕生日はどこかしらで旅をしているつもりだ。
それがどこになるのか?
大晦日の今日この時点でまだ、迷っている。


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