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sometime,somewhere...
Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by sammy - 2016.06.13,Mon

blue evening / Amarapura, MYANMAR


「慕情」とは辞書をひも解くと、したわしく思う気持ちを意味するが、夕暮れ時の薄暮に浮かぶ情景もまさしく「慕情」に当てはまるんじゃないかと旅先では常々思う。
時間にして景色の色が消えゆくわずかな時間ではあるけれど、その色は日中に見せる色とは違った普遍的ではない一瞬の蒼の世界。
この日も、そんな情景を目にした。


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Posted by sammy - 2016.06.03,Fri

relax time / Mandalay, MYANMAR


午後3時半過ぎ、マンダレー中心部、ゼェジョー・マーケット近くの路地。
東南アジアと言えば軒先にぶら下げて、どこでも売っているのがバナナ。
その向こうで寛ぐふたり。
アジアの空気が流れていた。



street market / Mandalay, MYANMAR


ところ狭しと並べぶら下げ、路上に居を構えて商売を繰り広げる。
しかしながら、売ることよりも夢中なのが仲間とのお喋り。
それがアジアで、そんな様子を通りすがりに目にするだけでこちらの気持ちは和む。



vegetable shop on the street / Mandalay, MYANMAR


おそらくは早朝から夕暮れまで路上で商いをしているだろうが、山盛りに盛られた野菜は売れ残っている。
路上販売の野菜売りに儲けはあるのだろうか?
答えはたぶん、他にあると思う。
この人たちの生活の中に、これは必然にあるような気がする。
アジアの人たちはまだまだ、そんな人生を送っている。


* * *


ミャンマー第2の都市マンダレーは発展と言う流れに乗りながらも、昔ながらのアジアの空気が流れている。
例えるならばヤンゴンが20年前のバンコクで、マンダレーはそれ以上。
まさにシンプル・アジア。
人口規模が大きく、国際空港もある街でありながら、昔ながらのアジアの風情が楽しめるならばと足を運んだ。


追記:
先日、沢木耕太郎の「旅の窓」と言うフォトエッセイ集が文庫化(僕は単行本を愛読していた)されているのを本屋で見つけ、昔ながらのアジアを満喫しながら撮った1枚1枚の写真に思いをのせてみた。


Posted by sammy - 2015.12.04,Fri

smoking woman / Inre, MYANMAR


インレー湖畔ニャウンシュエの市場の片隅。
気持ち良さ気にタバコを吹かしていたオバチャン。
眉間に寄せたシワ、吹き出す煙。
僕だけではない、外国人らから格好の被写体とばかりにカメラを向けられていたその姿からは、アジアの労が感じとれた。