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sometime,somewhere...
Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by sammy - 2011.08.01,Mon

Reading a Book on the Beach / Gili Air, INDONESIA


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Resting in the shade / Gili Air, INDONESIA


皆が思い思いの時間を過ごしていた楽園の休息。
同じ楽園でもバリのような賑やかさがあるわけでもなく素朴さが今でも十分に残り、ギリ3島の中でもそこそこにリゾート気分が味わえながら静かに時間が流れるギリ・アイルはまさに、理想郷のような場所だったかもしれない。
そんな楽園ではツーリストたちは皆、急ぐこともなく、騒ぐこともなく、エメラルド・ブルーに輝く海を見つめながら太陽の光を思いっきり浴びたり、逆にそれを避けることを楽しむかのように木陰でくつろいだりしながら過ごしていた。

小さな島特有のゆるやかな時間が、ここでは流れていた。


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Rest Time / Gili Air, INDONESIA


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Beach at Sunset / Gili Air, INDONESIA
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Posted by sammy - 2011.07.25,Mon

Morning Glow / Giri Air, INDONESIA

インドネシア・ロンボク島の横に浮かぶ小さな島、ギリ・アイルから帰国しました。
滞在日数が実質2日、移動日数が往復4日の計6日間の旅は、想定外のトラブルに見舞われた移動に反して、島でのたった2日間の日々は充実に満ちた時間を過ごし、そこがやはり「遠い遠い最後の楽園」であることを改めて認識しました。

まずは充実した島での時間。
朝焼けの空と朝日、そしてその横には名峰リンジャニ山が聳える。
そんなロケーションを寝床から程ない距離のビーチ沿いに望み、1日が始まる。

朝の音も実にシンプルで、椰子の木林に囲まれたバンガローから聴こえてくるのは小鳥のさえずり、波の音、そしてニワトリの鳴き声。
島には車、バイクがないから近代的なエンジンの音など皆無。これがゾッとするような静けさを感じさせてくれることはこの島へ来て実感しました。


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Palm Trees / Giri Air, INDONESIA


望めばいくつかのアクティビティーもありましたが、自分はまずは自転車を借り、小さな島のあちらこちらへ住民たちと直にふれるため、いつものようにカメラ片手に「生活文化にふれる旅」を試みました。
当初は「何もない」印象だったこの島も、ゆっくりと生活する声のする方へと歩を向けると、皆が初対面なのに知人のような気軽さで接し、「やわらかな」人の印象を持ちました。
そんな様子は後日また、こちらで写真と共に。

小さな島ゆえに、あちらこちらと言ってもわずかな時間で島内はくまなく周れてしまいますので、その後は南国の日差しが照りつけるビーチへ。
もちろん、そこでは「何もしない」マッタリとした時間を過ごします。安いビールでキープした竹造りの席の中で。


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Bintang beer on the Beach / Giri Air, INDONESIA


「何もしない」贅沢と「やわらかな」人の印象を受けたギリ・アイルでの2日間。
不思議なほどの充実感と落ち着いた気持ちにさせられたのはきっと、この島の持つ素朴な魅力であり、「最後の楽園」とも呼ばれる所以ではないでしょうか。


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Cidomo & Sunrise / Giri Air, INDONESIA


ただし、楽園は遠かった。
シンガポール発ジャカルタ経由ロンボク行きのライオン・エアーのフライトは行き帰り共にジャカルタ~ロンボク間のフライトが大幅に遅れ、「あわや…」乗り継ぎが出来ない不安に襲われ続けました。

そして極めつけは昨日のシンガポールから成田へのUA便のフライト。
機材トラブルとかでいつまで経っても出発せず、途中からは搭乗口で待たされた挙句、当初出発時間の5時間半後にフライト・キャンセル!
もちろん、帰国翌日の今日から仕事の自分などは職場へ国際電話を何度も入れるなどして勤務変更の対応を迫られ、結果論としてはシンガポール航空の羽田への深夜到着便へと搭乗を振り替えられましたが、昨晩の羽田到着後は静岡まで帰る手段などありません。
荷物の受取りが23時50分でその後、最終0時10分のモノレールで山手線最終へ乗り継ぎ、新橋でカプセル・ホテル探しをして泊まるという苦難の帰り道でした。

今まで旅を続けてきた中でフライト・キャンセルに見舞われたことは他にもありましたが、今回のように帰国後の仕事に影響を受けるキャンセルは初めてで、仕事を続ける中で旅を楽しむ自分にとって、大きな汚点を残す結果となってしまったことは残念でなりません。

* * *

今回の移動での苦難はきっと、楽園は地図で見る以上の遠き場所にある暗示だったのかもしれないです。
確かにそこは、現世とは離れた「今」を感じられる場所であり、それがギリ・アイルでした。
Posted by sammy - 2010.10.04,Mon
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Jl.Kajeng, Ubud, BALI


チャナン(供え物)を前に笑顔の妹、そしてキリッとした瞳の兄。
ふたりは石畳が美しいジャラン・カジェンの裏通りにある、とある雑貨屋の店先で遊んでいた。


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Jl.Kajeng, Ubud, BALI


バリの子どもたちは観光客慣れしているのか人見知りする子どもは少なく、こちらが笑顔でカメラを向けると同じように笑顔を返してくれる。
そんな明るい子どもたちが多いから、こちらもついつい立ち止まってはカメラに収めたくなってしまう。
これもまた、南国バリの魅力のひとつ。