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sometime,somewhere...
Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by sammy - 2011.09.20,Tue

道端の道路標識 / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


ワルザザートからマアミドまで、およそ260km。
途中には赤土と岩山が織り成す荒涼とした大地が広がっていたかと思えば、やがて走る川沿いにはオアシスの村々が点在し、ナツメヤシの木々と土壁のカスバが南へ来たことを教えてくれる。


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荒涼なる大地 / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


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街道沿いの家 / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


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カスバの村 / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


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ナツメヤシの木々が広がるオアシス / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


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村の片隅で遊ぶ子ども / Ouarzazate - Mhamid, MOROCCO


南へ、さらに南へ。
ザゴラを越え、地の果てマアミドまでさらに100km。
遠くに浮かぶ砂丘、枯れた木々、傾く陽射しに人影が砂漠の大地へ長く延びる。
やがて、道がなくなったところがマアミドの村であり、そこから先は道なきサハラの世界が広がっていた。
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Posted by sammy - 2011.09.16,Fri

森分さんの家から見える朝景色 / Ouarzazate, MOROCCO


今からちょうど5年前の9月、僕は2000年以来6年ぶり2度目となるモロッコを旅していました。
最初のモロッコが季節で言えば冬だったのに対し、その時は暑さと強い日差しがまだまだ残る夏の終わり。
そして無謀にも(?)、ワルザザートを基点とした砂漠の町々を自らハンドルを握りながら旅をするという、勝手気ままな旅だったわけです。

もちろんそれは、1度目のモロッコで偶然にも知り合えたワルザザート在住である森分さんの存在が大きかったわけですが、森分さんが手配してくれたレンタカーを運転し、1日目は共にワルザザート周辺をドライブ。
2日目はたった1人でサハラ砂漠の入口であり道の終点でもあるマアミドまでドライブをして1泊。
3日目は来た道をザゴラまで戻ってここで1泊。
そして4日目は朝早くザゴラを発ち一気にワルザザートまで戻り、ここが砂漠をゆく旅の終点でもあったわけです。


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木陰で佇む子ども / Ouarzazate, MOROCCO


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空とアトラス山脈を砂漠の大地 / Ouarzazate, MOROCCO


自由が利く旅だったから、途中では何度も車を止め、名もなき素晴らしい景色を堪能できた反面、初日を除いてはたった1人で砂漠を走る醍醐味は冒険でもあったわけです。
だからなのかこの季節が来ると、夢の中の景色を走ったかのように思い出すし、それこそあれは「蜃気楼だったんじゃないか?」とさえ思えてしまうような世界がそこに広がっていたかのかもしれません。

おそらくあの旅は、あの時だったから出来たんじゃないかと思います。
次々と目に飛び込んでくる異国の景色の中を自由に旅をした。
あれから5年が経つ今、懐かしさとなぜか自分を褒めてやりたい気持ちになります。

思い立った時、思い立ったところへ行く。
これが旅をする原点なんだなとあらためて…。
Posted by sammy - 2009.10.12,Mon


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Essaquira, MOROCCO


「甦る銀塩フィルム」。
先週末、「かつての旅」を甦らせようと深夜の通販ならぬネット販売でAmazonからフラット・タイプ式のフィルム対応スキャナーを購入しました。
いわゆる衝動買いってやつですが(笑)。

元々が銀塩、それもポジ派だった僕は専用のフィルム・スキャナーを使っていたわけですがこれも時代の波(?)か、2月にPCを新調以降は旧式に対応するためのドライバー(とかの??…)インストゥールができず、使えないままでした。
「今」だけを考えればそのままでも十分に事足りるのですが、たまに「かつての旅」で見た光景を思い出すと無性に再現してみたくなる。衝動です(笑)。
莫大にファイル保存したものがあるものの、「う~~ん」と自信無げに納得もしてしまってスキャンしなおしも含め、新しいものを買ってしまいました。

今日になってPCにつなぎ、手探り状態で使ってみたのですが、甦らせた銀塩を最初にUPするならば「青」のイメージのものをやりたい。
そして、その「青」の相性を考えると「白」。
そう考えて迷わずに浮かんだのが2006年9月のモロッコ、エッサウィラ。
大西洋からの潮風がこの上なく心地良かった海辺の町。

空は青、メディナの建物は白。
アカデミックな雰囲気さえ漂うようなマグレブの空気をクリスタルな発色のポジ・フィルムで!