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sometime,somewhere...
Posted by - 2017.11.23,Thu
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Posted by sammy - 2011.09.04,Sun

夕日に染まる木製の桟橋 / Koh Kong, CAMBODIA


今をもって思えば、今年2月にバンコクから陸路でカンボジアへ入りシェムリアップまで横断した旅は感慨深いものだった。
それがなぜ、今になって思えるかといえば旅の最中、旅を終えた後も自分に残っていたものは感慨以上に疲れだった。
表向きには「感慨」だったかもしれないが、本音の部分で言えばわずか1週間ちょっとの行程で周るには移動に明け暮れた旅の日々は「疲れ」ばかりが印象に残っていた。
だから、旅を終えた後のこのブログ上でも「集中力をことさら抜く旅にしてしまった反省はありますが…」と述べている。

あれから半年が経ち、自分の日常もあの頃以上に忙しいものへと変わった今、旅で感じたそんな移動の疲れは「贅沢」なものへと映り、ただボンヤリと連日のようにバスの車窓から眺めた景色と時間が懐かしい。

いつの旅でもそうだが、旅は興奮の残る直後よりも、すっかりと日常に染まり、興奮も消え去った頃に思い浮かんでくる感慨深さがいい。


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水上家屋で暮らす子ども / Koh Kong, CAMBODIA


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海の近くで遊んでいた子どもたち / Koh Kong, CAMBODIA


この旅、僕はバンコクから陸路でカンボジアへと入る国境を海側のココンという町で選んでみた。
通常、バンコクから陸路でカンボジアへ向かうルートは1日でアンコールワットのあるシェムリアップまで辿りつくポイペトから入るルートが一般的で人気も高いが、僕はあえて時間も費やす海側の国境を越えてぐるりとカンボジアを横断する形のルートを選択した。
事実、このルートでの国境越えは特段に人気があるわけでもないようでバンコクを出発した2月9日の同時刻での入国者は僕一人だった。

ココンの町へ到着したのは夕暮れ前で、この町の滞在は翌朝8時のシアヌーク行きバスの出発までだったから、町の印象を刻むといっても日が暮れるまでのわずかな時間での散策と日が暮れてしまった後の真っ暗な静けさくらいしかない。
ただ、そんなわずかな時間の中でも夕暮れ時のオレンジ色に染まる海の美しさと、それを見届ける地元の人たちの穏やかさは印象として強く残っている。

「アジアを旅しているんだなあ」と強く感じる場面でもあり、それを感じたくてこのルート、この旅を選んだのかもしれない。


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幼い弟を抱えて夕陽を見つめる姉 / Koh Kong, CAMBODIA


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日没後の赤く染まる町 / Koh Kong, CAMBODIA


夕暮れ時は旅の情感が増す。
特にアジアの痛いくらいに強く照りつけた太陽の日差しが傾き、やがてその太陽が沈む頃には。

小さな国境の町ココンもまた、そんなアジアの旅の情感を感じるには相応しい町だった。
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Comments
>Naozoさん

情感の増す夕暮れ時に、情感の増すような場所でまた、一杯やりましょう!

バンコクでの再会を楽しみにしています!
Posted by サミー - URL 2011.09.08,Thu 15:04:38 / Edit
>moriwakeさん

ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。

僕は森分さんの描く絵も好きですよ。
異文化を感じるような興味深いシーンをこれからも描き続けてください!
Posted by サミー - URL 2011.09.08,Thu 15:02:12 / Edit
>夕暮れ時は旅の情感が増す

同感です。
その日を振り返ったり、明日は何をするかどこへ行くか、
そんなひとときを過ごす時間帯。
Posted by Naozo - URL 2011.09.06,Tue 22:41:25 / Edit
サミーさんの写真は素晴らしいです。

ありがとう。
Posted by moriwake - 2011.09.05,Mon 17:38:32 / Edit
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