sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2011.01.04,Tue
another another sky / Siem Reap, CAMBODIA
自分にとっての「アナザー・スカイ=思い出の場所」ってどこだろう?
そう空想をすると、思い浮かぶいくつかの旅、いくつかの場所の中から浮かび上がるのはカンボジアだと思う。
そのカンボジアへは2003年1月、タイのバンコクからベトナムのホーチミンを経て入った初旅から数えて5回、アンコール遺跡群のあるシェムリアップを中心に旅を愉しみ、そこには「絆」みたいなものさえ感じていた。
いくつもの旅の空を見てきたが、カンボジアの空からはいつも強烈な日差しが旅する僕を照りつけ、それは旅のエネルギーとなって自分を高ぶらせてくれた。
そして、その空の下、人々は素のままに生き、素のままの笑顔を旅人の僕に向けてくれた。
だから、僕はカンボジアを気に入り、人々の笑顔を求めるような旅を続けた。
酒を醸造する男 / Siem Reap, CAMBODIA
そんなカンボジアとの「絆」に何となくギクシャクとしたものを感じるようになったのはおよそ1年ほど前。
それでも自分はカンボジアが好きだったから、去年も当初は雨季が明ける11月に行くつもりでいたが、結果的にこの旅の予定はさまざまな都合から考えて変更することにした。
代わりに行った中米のグアテマラは美しい国で、僕はこの国も大変気に入ったが、そこであの暑い熱過ぎる日差しが照りつけるカンボジアのことを恋しく思ってしまう。
具体的に言えばある朝、僕はホテルのベッドで寝ていながら寒さで目が覚めることがあった。
その朝は夜明け後の町も吐く息が白く、目的地へと向かうバスの車内も相当冷え込んでいた。
そんな時、思い浮かぶのは僕にとっての「アナザー・スカイ」であるカンボジアだった。
そうなると気持ちは止まらない。逸る方へと気持ちは逸る。
幸いにも、年が明けたらリベンジするつもりでいた南インドへの旅はシンガポールまでの航空券をマイレージで取得済みしただけでとどまっていたから、シンガポールまで行った先の旅は自由でいられた。
ならば、シンガポールからカンボジアまで飛べばいいじゃないか?
僕のカンボジアへの旅のプランはグアテマラの旅の最中から始まり、アレコレと思いを巡らせる中、帰国後に考え付いたのはJet Starというオーストラリアの格安航空会社を利用して旅するシンガポールin&outのカンボジア横断の旅だった。
旅の予定はすでに取得済みの航空券が2月7日深夜シンガポール到着、2月18日早朝シンガポール発だったから、まずは2月8日の昼前にシンガポールからバンコクまで飛ぶ。
バンコクではいつものようにスクンビット通りのsoi11にある常宿へと1泊し、ここから翌日にはエカマイのバス・ターミナルから海沿いの国境の町トラートへと向かって、さらには国境を越えカンボジアのココンで1泊し、シアヌークビルへと向かう。
シアヌークビルからはプノンペンを経て最終的には「アナザー・スカイ」でもあるシェムリアップへと到達し、最後はここから空路でシンガポールへと戻り、帰国の途へとつく。
思い立ったらトントンと計画が進み、前回の旅を見送ったネガティブな思いもどこかへと飛んでいた。
あの空の下へと旅したい気持ちはことさら強く、ギクシャクとした思いも何も、どうでもいいことだった。
木の枝からスマイル! / Siem Reap, CAMBODIA
仕事を続けながらの旅だから、いつまでも自由に続けられる保障はどこにでもなくそれこそ、その時々を愉しむのが僕の旅でもある。
かと言って、いつも同じ空ばかり眺めていたら見えるものも見えなくなってくるし、感じるものも感じなくなってきてしまう。
適度に求め、適度に愉しむ。
今年もそんな旅を続けられたらいいなと思う。
自分にとっての「アナザー・スカイ=思い出の場所」ってどこだろう?
そう空想をすると、思い浮かぶいくつかの旅、いくつかの場所の中から浮かび上がるのはカンボジアだと思う。
そのカンボジアへは2003年1月、タイのバンコクからベトナムのホーチミンを経て入った初旅から数えて5回、アンコール遺跡群のあるシェムリアップを中心に旅を愉しみ、そこには「絆」みたいなものさえ感じていた。
いくつもの旅の空を見てきたが、カンボジアの空からはいつも強烈な日差しが旅する僕を照りつけ、それは旅のエネルギーとなって自分を高ぶらせてくれた。
そして、その空の下、人々は素のままに生き、素のままの笑顔を旅人の僕に向けてくれた。
だから、僕はカンボジアを気に入り、人々の笑顔を求めるような旅を続けた。
酒を醸造する男 / Siem Reap, CAMBODIA
そんなカンボジアとの「絆」に何となくギクシャクとしたものを感じるようになったのはおよそ1年ほど前。
それでも自分はカンボジアが好きだったから、去年も当初は雨季が明ける11月に行くつもりでいたが、結果的にこの旅の予定はさまざまな都合から考えて変更することにした。
代わりに行った中米のグアテマラは美しい国で、僕はこの国も大変気に入ったが、そこであの暑い熱過ぎる日差しが照りつけるカンボジアのことを恋しく思ってしまう。
具体的に言えばある朝、僕はホテルのベッドで寝ていながら寒さで目が覚めることがあった。
その朝は夜明け後の町も吐く息が白く、目的地へと向かうバスの車内も相当冷え込んでいた。
そんな時、思い浮かぶのは僕にとっての「アナザー・スカイ」であるカンボジアだった。
そうなると気持ちは止まらない。逸る方へと気持ちは逸る。
幸いにも、年が明けたらリベンジするつもりでいた南インドへの旅はシンガポールまでの航空券をマイレージで取得済みしただけでとどまっていたから、シンガポールまで行った先の旅は自由でいられた。
ならば、シンガポールからカンボジアまで飛べばいいじゃないか?
僕のカンボジアへの旅のプランはグアテマラの旅の最中から始まり、アレコレと思いを巡らせる中、帰国後に考え付いたのはJet Starというオーストラリアの格安航空会社を利用して旅するシンガポールin&outのカンボジア横断の旅だった。
旅の予定はすでに取得済みの航空券が2月7日深夜シンガポール到着、2月18日早朝シンガポール発だったから、まずは2月8日の昼前にシンガポールからバンコクまで飛ぶ。
バンコクではいつものようにスクンビット通りのsoi11にある常宿へと1泊し、ここから翌日にはエカマイのバス・ターミナルから海沿いの国境の町トラートへと向かって、さらには国境を越えカンボジアのココンで1泊し、シアヌークビルへと向かう。
シアヌークビルからはプノンペンを経て最終的には「アナザー・スカイ」でもあるシェムリアップへと到達し、最後はここから空路でシンガポールへと戻り、帰国の途へとつく。
思い立ったらトントンと計画が進み、前回の旅を見送ったネガティブな思いもどこかへと飛んでいた。
あの空の下へと旅したい気持ちはことさら強く、ギクシャクとした思いも何も、どうでもいいことだった。
木の枝からスマイル! / Siem Reap, CAMBODIA
仕事を続けながらの旅だから、いつまでも自由に続けられる保障はどこにでもなくそれこそ、その時々を愉しむのが僕の旅でもある。
かと言って、いつも同じ空ばかり眺めていたら見えるものも見えなくなってくるし、感じるものも感じなくなってきてしまう。
適度に求め、適度に愉しむ。
今年もそんな旅を続けられたらいいなと思う。
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