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sometime,somewhere...
Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by sammy - 2019.01.28,Mon

Chao Praya River / Bangkok, THAILAND

旅から遠ざかっていた。
昨年6月、父の介護の傍ら職場から恩恵を受けた旅券を行使しハノイ~シェムリアップへ行ったが僅か3日で途中帰国した。父が病院のベッドから落ちてケガをしたという知らせが旅先まで届いたからだ。
その夏の始まりの頃からはもう、散々な日々だった。父の入退院の繰り返し、最後は突然死。さまざまな手続きに追われた夏の終わり頃からは自らの体調不良が始まった。
旅からもネットからも離れていた。

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年賀状のない新年が明け、僕もやっと旅のスタートラインへと戻ってきた。
旅に飢えていた日々では日常の中で旅を思い出そうとかつて読破した紀行本などを読みあさった。

「僕にとってのアジアは今も昔もバンコクである」

このフレーズが好きで、これを書いた下川裕司さんの著作を本棚から探したが見つからず(たぶん、一度整理してしまったようだ…)つい先日、図書館で偶然に「ホテル・バンコクにようこそ」というその著作を見つけた。
そう、僕にとってのアジアは今も昔もバンコクであり、初めて降り立った22年前からその思いは今も続いている。
当時は成田空港週2便正午発エア・インディア、バンコク往復チケットが38,000円だった。
真冬の日本からドンムアン空港へ到着した時の蒸しかえるような湿気まじりの熱気にアジアを感じたことを今も覚えている。
人々が暑さに屈することなく活きていた。それがアジアであり、バンコクだった。

1月31日、その22年前を彷彿させるかのような往復40,000円のチケットでバンコクへと向かう。降り立つ先もドンムアン空港。
22年前と違うのは出発が名古屋で午前11時発、格安航空会社のエア・アジアで行くということだ。
僕にとってのアジアが、そこに待っている。


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Posted by sammy - 2018.02.26,Mon

an old woman in alley / Bangkok, THAILAND


路地の佇み、そして活気。
ひっそりと古き良きままの姿を見せてくれるのもアジアの魅力で、これでもかとばかりに所狭し場所まで賑わう猥雑さもアジアの魅力。
今やすっかり洗練されてしまった僕ら日本の国からみると、素のままの姿は懐かしく良き時代を思い起こさせてくれます。

それは、ほんのちょっと歩いただけ。カオサンも裏路地からも。



alley / Bangkok, THAILAND



cat / Bangkok, THAILAND




Posted by sammy - 2018.02.21,Wed

street corner / Bangkok, THAILAND


先週、寒い日本を抜けだし、しばしの夏休みをタイのバンコク、カンボジアのシェムリアップで過ごしてきました。

日本を発ったのは12日の夕方。
バンコク着が同日の現地時間23時過ぎで、いつものように長~い入国審査の列を抜けたころは24時前。
今回はバンコクに1泊、シェムリアップに2泊するだけの強行軍ですが、初日のバンコクは「深夜着」、「カオサン」に旅のテンション・アップを感じて久しぶりに宿もノー・リザベーションでここまで来ちゃいました。
以前は搭乗前後に「見るからにバックパッカー」らしき面々がアチコチにいて、深夜着でカオサンへ向かおうものならば片っ端から声をかければタクシーをシェアする相手も見つかったのがバンコクでしたが、今はそのあたりもスマートになってしまったのか、そういった行き当たりばったりそうな面々の姿は減り、さらにはエアポート・レール・リンクと言う空港からバンコク中心部パヤタイまで直行の列車も開通してからは便利な反面、旅のスリル(?)みたいなものは無くなってきてしまいました。
かく言う自分も、何とかギリギリ終電に間に合ったので空港からは列車でパヤタイまで。その車中、周りの乗客を見渡してみても「見るからにバックパッカー」は見当たらず、パヤタイからはひとりでタクシーを拾ってカオサンへと向かいました。



pool / Bangkok, THAILAND


宿探しはゴチャゴチャしたカオサン通りを避けてお寺の裏通りへ。
プールも付いて翌日夕方4時のチェックアウトも了解してくれた「マンゴー・ラグーン」と言う小洒落たホテルに落ち着きます。久しぶりの飛びこみ値切り交渉でもありました。

そもそも、1泊だけなのにカオサンにしようと思ったのは、到着する深夜時間帯でも街が活性していることや、翌日も夕方までのそれこそ昼寝でもしてしまえば僅かしかない時間を沈没して過ごすには好都合だと言うことです。
観光する気もなく、暑い夏を現地の人たちと一緒に満喫したい。ただそれだけがこの旅です(笑)。



cut / Bangkok, THAILAND



available seat / Bangkok, THAILAND



alley / Bangkok, THAILAND


深夜に屋台でひとり祝杯をあげてアフターはフット・マッサージ。
南国の太陽が照りつける午後はコンビニで缶ビールを買ってプールサイドで一杯。
確かにそこには夏があり自由があった。
いつもいつの時も、僕にとってのアジアはバンコクです。



pm3:00 khaosan / Bangkok, THAILAND