sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2010.12.27,Mon
グアテマラからアメリカのヒューストンを経由してロサンゼルスまで戻る帰りのフライト。
ヒューストンから乗り継いだ飛行機の僕の隣の席は、トロンさんという73歳になるベトナム人のジイさんで、これからロサンゼルス、台北と経由して生まれ故郷のベトナム・サイゴンへ5日がかりで帰るという。
トロンさんの「ベトナム、チャイナ、ノース・コリア、キューバはブーだ!」と親指を逆さに立てて話してくれた自身の経歴は凄まじく、1974年にテキサスで軍事訓練を受け、ベトナム戦争後は8ヶ月の拘束、1990年にサイゴンからボートで脱出を図り、3日がかりで漂着したマレーシアで3年暮らし、1994年に難民としてアメリカへ。
以後16年間、ヒューストンで軍事関連工場の板金工などをして暮らしてきたという。
「日本はいい。平和だ、自由だ」とトロンさんは言った。
様々な経歴を歩み、政治や戦争に翻弄され、いくつもの国を渡り歩かざるをえなかったトロンさん。
お話を聞き、僕がこうして自由にいろんな国へ旅が出来る幸せ、日本という国に生まれた幸せを思うと、ついつい目頭が熱くなってきた。
やがて窓の外にロサンゼルスの夜景が広がる別れ間際、トロンさんに何年ぶりの祖国なのか尋ねると「20年ぶりだよ」と答えてくれた。
「え…、20年ぶりって…?」
ボートで脱出して以来の祖国へ戻る途上だった。
----------
奇しくもトロンさんと別れた数日後、韓国のヨンピョン島では北朝鮮による砲撃事件がありました。
この1年、自分も世界のアチコチへ旅を楽しませていただいたがやはり、平和であること、自由であることが一番だと言うことを実感した次第。
来たるべき2011年が平穏な1年であることを願いたい。
PR
Posted by sammy - 2010.11.05,Fri
Siem Reap, CAMBODIA
11月3日の夕方に成田を発ってホーチミンへ。
翌4日は喧騒の街(?)ホーチミンでエネルギーを蓄え、5日からはメコンデルタ経由1泊2日の国境越えでカンボジアのプノンペンまで移動。
日曜日の7日はプノンペンでカンボジアの首都ならではの休日情緒を懐かしみ、8日には自分にとってアジアのハートとでも言える街シェムリアップへ移動。
お決まりのようにチェンラGHへ泊まって、バイタクもいつものようにサンくんかヌンに頼んで2,3日は村めぐり。
遅くとも12日の金曜日にはバンコクまで陸路で入り、国境越えバスの終点でもあるカオサンがそのまま僕の旅の終着点。
そんなアジア陸路横断の旅はかねてからの夢でもあり、休みの確約をいただいたこの夏あたりからは現実のものとして、ガチガチに考えていた旅の計画だった。
ただ…、そんな規定路線のような旅計画にもいくつかのゴチャゴチャとした迷いがあったのも事実。
そして9月半ば、心が一転する。
「この際、行き先を変えよう」
その、変えた行き先は、もしかしたらアジアのような快適さがないかもしれないし、慣れた旅にはない試練(?)にもみちた不自由があるのかもしれない。
でも、あえてそれらを承知で自分にムチを打ってみたくなった。
今までにない新しい、そして古めかしい世界を見てみたくなった。
11月7日夕方、旅立ちます。
で、行き先は?
Posted by sammy - 2010.09.26,Sun
西伊豆スカイラインから望む駿河湾 / Suruga Bay, JAPAN
静岡から箱根、そして西伊豆へと向かった晩夏のドライブ。
締めは夕陽の名所、西伊豆町の大田子海岸。
入り組んだ海岸線の向こうに浮かぶ男島・女島と夕陽が重なる今の時期は、毎年のように地元新聞でもその美しい景色が紹介されることもあって、多くの観光客やカメラマンらが大挙してこの静かな漁村の海岸線へとやって来る。
僕は初めての訪れだったが、途中で道を尋ねた漁港のおっちゃんの話では「数日前に町が作った夕陽鑑賞テラスの落成式が行われ、防波堤沿いに走って行けば人がいっぱい集まっているから海岸の場所はすぐに分かるよ」とのこと。
今時、ナビを付けていない車のおかげで「迷う」楽しみも感じた後、海岸へと辿り着いた。
午後5時前、すでに海岸沿い、そして町が作ったばかりと言う小さな3階建てテラスにはたくさんのカメラマンの列。
そして、太陽はゆっくりとゆっくりと駿河湾の水平線へと落ちてゆくところ。
集まった人々のざわついた声さえなければ本当に静かな夕暮れのひと時だったろうが、鑑賞テラスを作るくらいだから、この町にとって美しい夕陽は観光の目玉でもあり財産でもあるのだろう。
僕が陣取ったのは混み合った鑑賞テラスの屋上ではなく2階からだったが、それでも美しい入り江の向こうに広がる駿河湾と沈みゆく夕陽のコントラストは美しく、あいにく水平線に霞む薄い雲に時折遮られはしたものの丸く大きな赤い太陽が海に落ちてゆこうとする姿は感動的でもあった。
大田子海岸夕陽 / Nishiizu, JAPAN
やがて陽が完全に沈む。
日暮れの時間もずいぶんと早くなった。
輝いていた海が空が、徐々に暗闇に包まれ始める姿に「夏も終わるんだなぁ」と少しばかりの感慨にふける。
9月半ば過ぎまで続いた暑さのおかげで長かった夏。
振り返れば初夏の装いだった6月頭のニューヨーク、そしてシアトルから始まり、7月下旬には初のバリ島ウブド、8月末にはバンコクへと旅が続いた。
その間には仕事が事業統合で忙殺されるような混乱もあった夏だったが、こうしてこの夏の終わりを感じる今、思い出に残るような夏だったと思う。
猛暑が続いたこの夏に感謝、そしてお疲れさま!
homepage
Recent Entries
(01/02)
(07/26)
(07/16)
(06/24)
(03/10)
(01/01)
(10/15)
Categories
Recent Comments
[01/03 サミー]
[01/03 ゆりな]
[08/16 サミー]
[08/14 ゆりな]
[07/16 ゆりな]
[07/17 サミー]
[07/15 ナオゾー]
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"
