sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2021.07.16,Fri
小麦畑 / Hokkaido, JAPAN
北の大地を旅したい!
旅の虫がうずいたのは数日前。予期せぬ形で3連休があったからだが、予算や現状を考えて結局は実現に向かわなかった。
今から30年前、1990年代、僕は北の旅人だった。
旅のスタイルは愛車を駆ってフェリーで北海道へ渡り、自由気ままに車を走らせ旅をする。
宿はユースホステルやとほ宿と呼ばれる旅人宿。それらへ泊まれば同じように旅をしている誰かしらと親しくなれ、旅の輪も広がった。
おそらく当時は決まり決まった日常から逃避できる唯一の手段が旅で、リアルに人とふれあえるのも旅だった。
当時の職場は男ばかりだったから、新鮮な気持ちになれるのも旅の魅力だったのかもしれない。
テレビ・ドラマ「北の国から」の影響もかなりあった。90年代は80年代に放映された連続ドラマの続編となる特別版が数年おきに放送されていた。
夏、美瑛の丘は一面の麦畑が大地を黄金色に輝かせ、富良野は満開のラベンダーが風にそよぐ。
それらを楽しめるのはちょうど今時分からの1週間くらいで、18日からの3連休がそれらと重なることから旅の虫がうずいたが、ワクチン接種券も手元に届き、あともう少しの我慢だと自戒する今、かつての夢を振り返るのは止めにした。
ラベンダー畑 / Hokkaido, JAPAN
ファーム富田 / Hokkaido, JAPAN
最後に夏の美瑛・富良野を旅したのはもう、12年前になると思う。最後に北海道へ行ったのも8年前。ずいぶんと遠ざかってしまった。
今回、旅の虫がうずいたことからいくつか検索をした。
道東、弟子屈に「ひとつぶの麦」という常宿があったが、3年前に廃業していることを知った。
コロナ前の廃業だから、きっと潮時だったのかもしれない。
僕が北の大地を楽しんだ90年代と今では明らかに時代は変わり、見知らぬ人との出会いやふれあいはスマホ片手に出来てしまう時代になってしまった。もしかしたら、旅に出る意義も薄れてしまってきたのかもしれない。
でも、何かが満たされない…。
まだまだ続くコロナ禍。
この満たされない気持ちとの葛藤は続きそうだ。
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