アナザー・スカイ 2014

帰り道 / Siem Reap, CAMBODIA


いよいよ28日深夜、カンボジアへ向けてまずはバンコクまで飛び立ちます。
数えると今回が実に10回目のカンボジア入国になり、さすがにこれだけの回数を重ねると思い出はいくつにも膨れ上がり、現地では楽しみに待っていてくれる人たちの数も増えました。
結局、そんなツテが僕の中で勝手に誘ってくれているようで、それは去年4月のクメール・ニュー・イヤーと重なる2日間だけの訪問時にもあり、その時のお天気がイマイチだったことから早くに再訪したい気持ちが強まっていたわけです。

今回の滞在も3泊4日と短いですが、その間の村めぐりのパートナーとなる案内役のバイタクは、旧正月と重なる仕事で忙しいいつものサンくんに代わって、かつて訪問していた孤児院から社会人へと巣立っていった2人が交代で案内してくれます。
そのうちの1人、ケインちゃんは僕が孤児院へ足繁く通っていた頃、年長の女の子でした。
当時交わした約束、「社会人になったら、カツ丼をご馳走する」はすっかり言った本人が忘れていた昨年4月に実現し、今回はパートナー探しに奔走してくれました。
そのケインちゃんが見つけてくれたパートナーはサイハーくんで、彼とは卒業後初めての顔合わせとなります。
この2人に加え、孤児院では年長でリーダーだったヒーアくんが会うたびに上手になる日本語で迎えてくれます。

重ねた旅の結実は、「カンボジア人によるカンボジアでのおもてなし」となって開花する今回のカンボジア。
万感の思いで迎えます！