sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2013.02.22,Fri
粉倉庫の男 / Cochin, INDIA
滞在していた宿のあるフォート・コーチン地区はツーリスティックで、洒落たカフェやレストラン、小奇麗な宿も建ち並び、確かにそれらは居心地の良さを感じさせてくれたが何かが物足りない。しかも、ここはあのインドである。
自分の中にも何か満ち足りない気持ちが充満し、求めたい気持ちを持って向かった先がマッタンチェリー地区だった。
前回紹介したように、もちろんここも自らが思い描く混沌としたインドの印象にはほど遠いものの、ここには穏やかさと背中合わせの活気もあった。
港湾地区だけあり、海運などの輸送に携わる男たちが重い荷物を担ぎ、暑い日差しを存分に浴びながら汗水をたらし、不条理な運搬作業に明け暮れている。
やはり、人を町を漲らせるのは働くエネルギーである。
そんな姿が町の印象と重なると、不思議とその町が好きになれる。
woker / Cochin, INDIA
荷台の男たち / Cochin, INDIA
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