sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2012.09.30,Sun
店先にて / Sam Chuk, THAILAND
まだまだ暑い日が続いているかと思えば、夏と秋の境だった9月も終わり。
去りゆく夏の思い出のひとつは7月のバンコクで、3日間だけの短い滞在の中、中日の日曜日に1デイ・トリップで行ったサムチュック百年市場。
カオサン近くの大通りからロットゥーという乗り合いバンに乗って北西へおよそ120km。
スパンブリー県にある市場は2009年にはユネスコのアジア太平洋文化遺産として表彰もされた趣きある市場でタイでは近年、こういった古い市場を観光スポットとして定着させ、休日ともなると古い町並みの佇みを楽しみに各地から多くの観光客が訪れます。
バンコクから片道2時間。個人で行けば交通費は往復でも600円足らずの格安デイ・トリップを楽しむには格好のスポットであり、そこには古い町並みとレトロなショップの数々、さらには御当地名産の美味しいコーヒーやハスの葉で包んだ蒸しご飯カーオ・ホー・バイ・ムアなどがあるということ。
ガイドブックに記述があるわけでもないこのマイナーな観光地へ、情報等は全てネットを通して調べ、タイ人と同じように日曜日を楽しみに、いや、日曜日を楽しむタイ人を見る目的も兼ねて(?)行ってきました。
時計屋 / Sam Chuk, THAILAND
写真屋 / Sam Chuk, THAILAND
アンティック・ショップ / Sam Chuk, THAILAND
レトロな店内が魅力の店が建ち並びます。
これらのお店は商売として成り立つというよりは、市場の魅力を増大させるためのいわば飾り物のような、博物館的な存在として際立たせている感じです。
/ Sam Chuk, THAILAND
これが名物のカオ・ホー・バイ・ムア。
ハスの葉で包んで蒸した中味のご飯はおこわのようにやや硬めでコシのある美味さで、おにぎりのような感覚で頬張れます。
もちろん、売り子であるおばちゃんの笑顔もタイならではのウリです。
タールアソン珈琲店 / Sam Chuk, THAILAND
ここをお目当てに訪れる方も多い人気の珈琲店が古い町の一角にあります。
炭火で煎れたコーヒーは苦味とタイ独特の甘さが絡んで美味しく、思わず2杯目も注文!
この日は日曜と言うこともあり、バンコクの大学を卒業した娘のイムさんが接客をお手伝いし、日本語も交えてコーヒーやお店のこと、タイのさまざまなお話などをしてくれました。
レトロな店内で有意義な時間を過ごせたわけです。
Tシャツ屋 / Sam Chuk, THAILAND
帰り際には御当地名産(?)のデザインTシャツをお土産に買って帰りました。
タイ語で「サムチュック」とロゴが書かれたTシャツが主流ですが、各店舗オリジナルでデザインがされており、僕はこの写真の夫婦のお店でお気に入りを見つけて購入!
古いままの町に人を呼び、魅せる町へと趣を変え、魅力的な飲食物を提供し、さらには欲しくなるものを作る。
突出した大都会であるバンコク中心のタイの中で、地方のこういった市場が脚光を浴びて人が集まる。
僕の中でのタイの見識も少しばかり深まったかのような日曜日でもありました。
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