sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2012.07.04,Wed
35b noodle / Khaosan, THAILAND
今年2月、ミャンマー帰りの3日間、バンコクにカオサンに沈没した。
初めてのカオサンが1997年2月だったから、もうかれこれこの街とは15年来のお付き合いとなる。
別に恋したわけでもなくて何となく好きで、ここへ来ると酔狂な雰囲気にうんざりしつつも、どこかしら自由になれて、かと言って踏み外すことをするわけでもない。
ほど良い程度のお付き合いでもあるこの街も、メインである宿泊ともなると久しぶりで、それは3年ぶりでもあった。
Tuk Tuk / Khaosan, THAILAND
「変わった」と言われるカオサンも、実は根本は何にも変わっていないようで、この街にいると「目的」というものが見えてこない。
何となくダラダラと過ごすのがカオサンで、それが許されるのもカオサンの特権で、だからこの街に居ついてしまう。
それは僕のような期間限定の社会人旅人にも適用されて、せっかくの時間なのにダラダラが心地良い。
つい先ほど、同じバス停で降りた日本人と意気投合して一杯飲んだり、たった35バーツのあんかけ焼きそばを頬張るついでに斜め向かいに座った女子大生に6000円のエア・チケットを自慢されたり、突然と小さなドラマが始まったりするのもカオサンで、観光では味わえない旅の醍醐味がここにはあった。
sunlight / Khaosan, THAILAND
そんなカオサンが「変わったな」と思えるのは、かつては安さ自慢の宿が主流でもあったのが、今では居心地重視のプチ・リッチなホテル・タイプの宿が増えたこと。
屋上にプールまである「D&D」などはその筆頭格だが、予約さえも難しい上に飛び込みでは中々空きがない。
この2月の際には、そのほぼ向かいにある同系列の「DANG DERM」へ予約を入れて泊まったが、朝食はイタリアンのバフェ、屋上にはジャグジー付きのプール、部屋には冷蔵庫に薄型の大型テレビ。さらにはタイの古民家をリノベーションしたような雰囲気の部屋は「カオサンの隠れ家」のようでもあり、それでいて1泊850バーツはプチ・リッチなリゾート気分をこの街に居ながらにして楽しむには好都合すぎる値段でもあった。
長いお付き合いになるが、この街とのお付き合いはどっぷりと浸からない程度に続けて行きたい。
それは、何度となくお世話になった「MPツアー」が夜逃げ閉店をし、ランブトリ通りにタイ人が営む日本食屋台が出来る時代になっても。
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