sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2011.10.02,Sun
ELMA School, Siem Reap, CAMBODIA
個人でカンボジア人の運転する原付バイク(通称バイク・タクシー)にまたがって、アンコール遺跡が点在するシェムリアップ周辺の村々をアテがあるわけでもなくめぐり、そこで何かしらのアテを感じては立ち止まり、その感じた何かを写真に収める。
それが僕の村めぐりのスタイルであり、そうやってカンボジアの人たちの生活や文化を肌で感じ取る。
そんな最中に訪れたのがシェムリアップ近郊のソンボー村というところにあるイギリスの団体が設立した「ELMA SCHOOL」であり、小さくかわいい校舎の中にある教室では英語を教える授業が行われていた。
ELMA School, Siem Reap, CAMBODIA
初めてこの学校を訪れたのが2009年2月。
授業風景を写真に収めた生徒たちの「輝く瞳」が強く印象として残り、その時いただいた名刺を頼りにアポを取り、今年2月に再訪をさせていただいた。
ただし、あくまでも授業のスケジュールを崩さずに見学をさせていただく程度。
これは自らの希望でもあり、特別な時間や催しを設けるとか、せっかくの教育の時間を損なうことがないように短時間での見学に留めさせていただいた。
ELMA School, Siem Reap, CAMBODIA
教室はたった2部屋、先生は校長先生を含めても3人しかいない。
それでも元気な声が教室の外まで響いて聞こえる。
自分も学校側の配慮で少しだけ教壇に立って、あいさつ程度の日本語を教えたが、子どもたちが返す言葉の響きと輝くような瞳が今回もまた、印象に残った。
公立ではないこのような村の学校は外国からの援助で建てられ運営もされているから、このような援助に恵まれた子どもたちは幸せである。
その一方で、このような学校へ通うことすら出来ない子どもたちも溢れている。
カンボジアでは幼少期から労働を強いられる子どもたちが当たり前のように存在し、例え学校へ通えたとしても途中で辞めてしまったり、就学年令もマチマチだったり、学年と年令の不一致も当たり前である。
いや、それどころか、自分の本当の誕生日さえ分からずに自らの実年令だって伝え聞いたまま間違っているだろう子どもたちだって、これまた当たり前のように存在をする。
そんな環境の中、素足にサンダル履きで授業を受ける子どもたちが、将来のカンボジアの社会を変えて行ってくれるだろうか?
僕はこのような援助から生まれる自立心に期待をしたいし、これからもそんな社会に移りゆく姿を見守って行きたい。
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