sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2011.04.11,Mon
民家の軒先に咲く花 / Siem Reap, CAMBODIA
カンボジア横断陸路旅の終点は慣れ親しんだシェムリアップ。
夕方のバス・ターミナル(とは言ってもただの空き地のような場所…)でプノンペンからやって来る僕を待っていてくれたのはサンくん。
元々がチェンラGHのバイタクだった彼は日本語もある程度の習得をし、イタリアン・レストランで働く傍ら昨秋には結婚もし、今はこうして僕のような「お得意様」に依頼された時には再びバイタク・ドライバーとして村巡りを一緒に周ってもらっている。
もちろん、常宿としているチェンラの予約も彼を通してで、僕が「マイ・ルーム」としている304号室もいつものことだ。
そのサンくんとさっそくチェンラへ向かうと宿のママも、顔馴染みのスタッフの誰もが僕の顔を見るなり、「おかえり」とばかりに笑顔で迎え入れてくれた。
およそ1年半ぶりのシェムリアップだったが、これが僕にはこの上なくうれしかった。
その晩は結婚ホヤホヤのサン夫婦へ僕から夕食をご馳走する約束で、シェムリアップ川沿いにある「モロッポ・カフェ」という日本人経営のリーズナブルなカフェへ2人を招き、さらにはこの場へ前夜プノンペンで偶然にも初めてお会いした一二三先生という、このシェムリアップでは言わずと知れた日本語教室の先生も加わり、4人での食事となった。
僕にとってはこの旅に出て初めての「1人ではない食事」。
縁もゆかりもある土地の温かみなのだろうか、やはりここシェムリアップは特別な町である。
その帰り道、シヴァタ通りにあるいつもの「マッサージ店」へ行くと、いつものように社長のパンが1つ返事で「$4、OK!」と言って1時間$5の値段から$1値下げして施術してくれた。
後日、このパンはわずかな距離ではあったが施術後、自らのバイクでチェンラまで送迎もしてくれた。
旅はその場限りが通例で、だから「一期一会」だとか、出会いと別れの悲しさが入り混じったり、よりドラマチックに仕立ててくれるが、こうして通いつめる旅もそれはそれでドラマなんだと思う。
とにかく、僕はこの町へ帰ってきた。
そして、再会のドラマは明日からも続く。
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