sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2010.09.26,Sun
西伊豆スカイラインから望む駿河湾 / Suruga Bay, JAPAN
静岡から箱根、そして西伊豆へと向かった晩夏のドライブ。
締めは夕陽の名所、西伊豆町の大田子海岸。
入り組んだ海岸線の向こうに浮かぶ男島・女島と夕陽が重なる今の時期は、毎年のように地元新聞でもその美しい景色が紹介されることもあって、多くの観光客やカメラマンらが大挙してこの静かな漁村の海岸線へとやって来る。
僕は初めての訪れだったが、途中で道を尋ねた漁港のおっちゃんの話では「数日前に町が作った夕陽鑑賞テラスの落成式が行われ、防波堤沿いに走って行けば人がいっぱい集まっているから海岸の場所はすぐに分かるよ」とのこと。
今時、ナビを付けていない車のおかげで「迷う」楽しみも感じた後、海岸へと辿り着いた。
午後5時前、すでに海岸沿い、そして町が作ったばかりと言う小さな3階建てテラスにはたくさんのカメラマンの列。
そして、太陽はゆっくりとゆっくりと駿河湾の水平線へと落ちてゆくところ。
集まった人々のざわついた声さえなければ本当に静かな夕暮れのひと時だったろうが、鑑賞テラスを作るくらいだから、この町にとって美しい夕陽は観光の目玉でもあり財産でもあるのだろう。
僕が陣取ったのは混み合った鑑賞テラスの屋上ではなく2階からだったが、それでも美しい入り江の向こうに広がる駿河湾と沈みゆく夕陽のコントラストは美しく、あいにく水平線に霞む薄い雲に時折遮られはしたものの丸く大きな赤い太陽が海に落ちてゆこうとする姿は感動的でもあった。
大田子海岸夕陽 / Nishiizu, JAPAN
やがて陽が完全に沈む。
日暮れの時間もずいぶんと早くなった。
輝いていた海が空が、徐々に暗闇に包まれ始める姿に「夏も終わるんだなぁ」と少しばかりの感慨にふける。
9月半ば過ぎまで続いた暑さのおかげで長かった夏。
振り返れば初夏の装いだった6月頭のニューヨーク、そしてシアトルから始まり、7月下旬には初のバリ島ウブド、8月末にはバンコクへと旅が続いた。
その間には仕事が事業統合で忙殺されるような混乱もあった夏だったが、こうしてこの夏の終わりを感じる今、思い出に残るような夏だったと思う。
猛暑が続いたこの夏に感謝、そしてお疲れさま!
大田子海岸 / Nishiizu, JAPAN
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