sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2010.06.14,Mon
Sea-Tac Airport, Seattle, USA
5月31日夕方、成田発デトロイト経由ニューヨーク行きで出発。
翌6月1日から3日間、初夏の陽気のニューヨークで街歩きを楽しみながら写真を撮り歩き、ヤンキース戦を3試合観戦。
6月4日、JFK空港から大陸横断直行便でシアトルへ移動。
その晩から6日までの3日間、セーフコ・フィールドでイチロー所属の地元シアトル・マリナーズと松井秀喜所属のロサンゼルス・エンジェルスとの3連戦を観戦。
6月7日午後、シアトル発成田行き直行便にて翌8日夕方帰国。
およそ現地1週間に及ぶ大リーグ観戦と写真撮り歩きの旅が、今回の旅でした。
SOHO,New York City,USA
「旅」と言う概念を自分なりにとらえて考えれば、僕はアメリカのような発展しきった先進国よりも、東南アジアに代表されるような素朴でいい加減で、それでいて情を感じるアジアの旅の方が圧倒的に好きです。
しかし、いつも同じような味付けの旅では本当の美味しさが分からなくなってしまうのも旅でもあり、違った味付けも楽しもうと言うのがもうかれこれ、12年にも及ぶアメリカ大陸への旅。
初めてこの地を踏んだ12年前の1998年、僕の大きな目的は見果てぬ夢であった大リーグ観戦であり、誘ってくれた大きな存在は当時選手生活の絶頂だったケン・グリフィーJr.でした。
「彼のプレイを生で観たい」。
その思いは12年経った今再び、「今年が最後になるであろう彼の現役での姿をシアトルで観たい」。
それが、プランを考えた上での大きな動機付けでもあり、そこにたまたま休暇が取りやすい日程の上に松井秀喜が絡む試合が重なり、さらにはLAでの観戦にいつもご一緒しているLA在住のKさんのシアトル滞在予定とも重なった。
これは、行くタイミングだなと思って計画を本決めしたのが2ヶ月前。
かくしてここ12年、毎年のように恒例となっているアメリカ大陸MLB観戦ツアーが遂行されたわけです。
4th Ave.,Seattle,USA
こうして、何度も観戦に訪れていると思わぬ出来事や再会といったものもあります。
新たな感動こそ小さいものの、旅を重ねた蓄積みたいなものは確実に存在するんだなとあらためて感じた出来事もあれば、旅の最中には思わぬお別れもありました。
6月4日のシアトルでの観戦中、ケン・グリフィーJr.(通称ジュニア)の登場を待ちわびる僕に、オレゴン州セーラムから来たという隣席に座った紳士が、「Junior retire」と教えてくれました。
「えっ?」と絶句した後、冗談かと思って「When?」と訊き返したら「Yesterday(実際は2日前)」との返答。
思えばアメリカへ来てからその日まで4日間、ネットもテレビもなかったから知る由もなかったわけですが、僕を最初に誘ってくれ、そして今、再びこうして誘ってくれたジュニアはわずか数日違いでこの場を去ってしまったわけです。
Good-bye JUNIOR,Safeco Field,Seattle,USA
「あなたがいたから僕がいた」。
まるでこの12年もの旅を思い返すように集大成の旅にもなったかもしれない、そんな旅が今回の旅でもありました。
まずは、帰国の報告まで。
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