sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2009.09.19,Sat
Trinidad,CUBA
セピア色に調色もして「かつての時代」そのものに町並みを表現
Trinidad,CUBA
シガーをくわえるオヤジ
愛くるしい笑顔にモノクローム特有の渋みが似合う?
Havana,CUBA
海岸通り、老人と海
デジイチを購入して早3年。
購入前には「やれ、ポジの描写には勝てないだろう?」とかフィルムへのこだわりも多々あったものの実際に使い始めてみるとこれが…、実に使いやすく、相当な機能の持ち主であったことに感服!
例えばRAW撮影。
これは莫大な撮影データを一気に記録することによって色温度やカラー、モノクロなど従来の撮影前に決めるフィルム選択みたいなものを全て事後作業として好きなように選択できること。
これによってカラー・イメージで撮影した画像も、「いやいや、このシーンはモノクロ向き」などと撮影後に変更も出来ればカラー、モノクロ共に表現できたり、光の状態によっては色温度設定を撮影後に変えることによって、まさにその時の空気そのものに表現の色合いを微妙に調節できる。
これが、僕のデジイチにハマった最大の要因。
ただし、古い保守的な考えで「それは後出しジャンケンみたいなもの」と、まずはあくまで撮影時に抱いたイメージの再現に走ってしまうのも自分。
自分の場合、カラーorモノクロの選択は撮影前に決め、その決定に従ってそれぞれの持つイメージを重視して、カラーならば色の表現、モノクロならば被写体重視のシンプルな気持ちで撮影に臨む手法。
だから、撮りやすいのは必然とモノクロでありながら、まずはカラーでチャレンジするものの、シンプルにモノクロに変換すると撮影時の意図に反してマッチするものもあるわけで…。
邪道にも、この「後出しジャンケン」にハマっています(笑)。
如何ですか、モノクロームの世界?
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