sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2009.09.12,Sat
今回のカンボジアでのバイタク運転手はサンくん。
元々がチェンラGH専属の運転手だったサンくんは2007年、僕が2度目のカンボジア訪問をする際に現地でスナダイ・クマエ孤児院を運営する博子さんから強く推薦を受け、僕のバイタク運転手を勤めてくれたのが縁でお知り合いとなった中々の好青年である。
日本語は長年チェンラGHで日本人相手に案内をしていたからそれなり、いやそれ以上に話せるし、何と言っても実に良く気が利く。
通常、バイタク運転手などと言えば観光客をバイクの後部座席に乗せて遺跡に運ぶだけだが、このサンくんは降車した後の荷物担ぎから通訳なども含め、僕の撮影旅行のまるでアシスタント兼コーディネーターみたいなことまでやってくれる。
僕のカンボジアにとって、なくてはならない実に良きパートナーでもある。
そのサンくん。
以前、「寿司を食べたことがあるか?」と尋ねた時、「ないです」と答え「食べてみたい」と言っていた。
その時のサンくんは同じ孤児院の支援者でもある足立さんと言う女性カメラマンのお供をしていたから、「ご馳走してもらえよ!」などと僕も悪ノリで催促を促したりしていたが、性格は極めてシャイで真面目。
ゆえに今回も再び尋ねたら、「まだ食べたことがない」と返ってきた。
ならば…。
* * *
到着した夜、スナダイの博子さんにその話をふって尋ねたらシェムリアップでもお寿司を食べられる店はあると言う。
その中でも手頃な値段で食べられるのが老舗の日本料理店「米咲(まいさ)」らしい。
「カンボジア人に初めてのお寿司を食べさせよう」と言う思惑ならぬ計画はできれば最後の方のご褒美にとっておきたかったが初日の昼時にたまたま、この「米咲」の前を通りかかったことからご馳走する運びとなった。
メニューはシンプルに、にぎりはサーモンとまぐろのみ。それぞれを注文する。
食べ方のレクチャーとしては「箸を使う」か「手で食べる」かだがサンくんは何と、古流(?)に後者の「手で食べる」を選択した。
そして出てきたお寿司。
小皿に多めに浸した醤油を手で運んだお寿司にたっぷりと浸ける。そしてお口へ…。
「美味い!」。
日本語も上手なサンくんが思わず唸った初めてのお寿司。
正直、お寿司、とりわけ生の魚がカンボジア人の口に合うのかどうなのか不安もあったが、その後もサンくんはパクパクと割り当て(?)の5巻をペロリ!
カンボジア人が初めて食べたお寿司は、ことのほか美味しかったようで大満足!
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