sometime,somewhere...
Posted by sammy - 2009.02.13,Fri
今年もまた、カンボジアへ行ってきました。
今回の航空券はマイレージで獲得したバンコク往復。
旅の行程をおおまかに書き記すとまずは1月27日夜、成田から深夜のバンコクへ到着してタクシーでカオサン直行。運転手は意外にも(?)メーター料金での乗車に応じ、カオサンの宿は小洒落たシティ・ホテル並みの設備を誇る「Siam Ⅲ」が深夜の到着にもかかわらず、事前のメール連絡での予約に応じてくれていました。
このあたり、昨年末の空港閉鎖騒動の影響を少なからず関連付けて考えてしまいますね。強気にあたってこないところなんかがね(笑)。
フライトも往復共にかなり空席が目立ったし、「バンコクは静かなのかな?」などと思ってみると、カオサンはいつもと変わらなくクレイジーな騒ぎだったりするんですよね。
もっとも、「バンコク=危ない?」なんて思わない連中らがやってきているわけだからある意味、旅行者の濃密度は以前にも増して高めの設定だったりするわけですよね。自分も然りか?いやいや…。
* * *
翌28日をバンコクでマッタリと過ごした後、去年4月と同様に陸路でカンボジアのシェムリアップまでの移動をしました。1月29日のことです。
シェムリアップの宿はいつもながらの「チェンラGH」で落ち着きました。
かつてはこの「チェンラ」と1軒置いて隣にある「タケオ」の両宿は日本人宿として人気を二分していましたが、最近は圧倒的に「タケオ」の人気が高く、「チェンラ」にはかつてほどの賑わいはありません。
「たぶん…」飛び込みで行っても「十分に部屋は空いているだろう」と思いましたが、どうせ泊まることを決めているのならばチェンラの元バイタク(バイク・タクシー運転手)で今も毎日のようにチェンラへ顔を出す旧知のサンくんの「顔を立てよう」とも思い、彼を通して部屋の確保を頼んでありました。
よって、到着時にフロントのボードに書かれていた僕の予約は「304 San」。
宿帳の記入も必要の無いVIP扱い(?)でした。ニンマリ(笑)!
* * *
今回のシェムリアップ滞在はバンコク~シェムリアップの陸路移動で行き帰り共に丸1日を要した往復分を除けば、1月30日~2月3日までの5日間です。
その間、30日夜に同業者の先輩がツアー参加で現地へやって来て、ツアーがフリーとなる2月1日日曜日にスナダイ・クマエ孤児院へ同伴し、子どもたちに手打ち蕎麦を食べさせるイベントを行いました。
この先輩。
かつては大きな力を持った我が社(当時は国営でしたが…)の労働組合の中心人物でもあって、去年夏に久しぶりに飲む機会があった際に、「何でオレに蕎麦を作らせない!」とボランティア参加を強固に主張してきたものの、こちらは酔った勢いでの威かぶりだと勘違いしていました。
そしたら急転、9月になって我が社に急遽、冬期休暇(12月29~31日に勤務する分の代休)なるものが新設され、酔いも冷めた先輩から「具体的に考えたい」とお話をいただいたのが事の始まりで、2月1日のイベント実施に至るまでの紆余曲折(?)、そして「はじめての東南アジア」を頑なに主張した不安もなんのその、当日は子どもたちも積極的に蕎麦作りに参加をし、無事に美味しくお蕎麦を食べていただくことに成功をしました。
このお話。
また別項で後日、書かせていただきます。
* * *
それ以外の前後2日間ずつは30,31日がバイタクに乗って村めぐりでした。
この両日はかつて行ったコースや村を辿りたいと言う僕からのリクエストで30日が午後からプノン・ポック山周辺の村をめぐり、31日が1日コースでかつて2度訪れたトンレサップ湖近くにある高床式の村、コンポン・プルックへの再訪でした。
イベントを終えた2月2日も午後から西バライ方面への村めぐりをリクエストしたのですが、午後の天気は曇天。
この日は結局、ソンボール村というところをめぐっただけで夕方からはカフェで寛いだり、オールドマーケット周辺をぶらついたり、更には夕暮れ後には薬草サウナと露天風呂で癒した後に生ビールをかっ食らうという沈没状態でした。
最終日となる2月3日は朝から好天に恵まれ、僕も一念奮起をして自転車で遺跡をめぐるチープな観光にトライしてみました。
コースはお決まりのミニ・コースと称されるもので、まずは料金所で1日券($20)を購入し、バイヨン~タプローム~アンコール・ワットと周るもの。
いずれの遺跡も過去に行った経験のある再訪でしたが、自ら自転車を漕いでめぐるという体験は言葉に言いあらわせられないほど清々しく、そして自由な開放感を感じながらの遺跡めぐりでした。
これ、けっこうお薦めですよ!
道は平坦ですし、決してハードなほどの距離でもない。途中にはトイレも何箇所かありますし、何よりも好きな場所で躊躇いなく自由に止まって自分の時間を過ごすことが出来る。これこそが旅の醍醐味のひとつなんですよね。
ちなみに僕は滞在中の5日間を通して自転車を借りていましたが、おかげさまでシェムリアップが我が町のように感じられる身の軽さを楽しめました。自転車の賃貸料は1日たったの$1(約90円)!
アジアはお得です!
* * *
ささっと書き記してみた旅の行程ですが、流れるように過ぎていった旅の日々の中にもギュギュッと詰まった思い出が多々あります。
それでも今回は過去3度のカンボジアのような旅行記を本サイト上に残すようなことは見送ろうかなと思っています。
たぶん、このようにブログ上で旅の断片をいくつかエッセイ風に書き記し、それらをまとめあげて本サイト上に残すことは出来具合を見ながら判断するかもしれないですが、旅の流れる日々を綴りあげるようなものは4度目の訪問でもありましたし、飽きがでるんじゃないかなというのが作り手としての本音です。
写真の方はですね、撮りまくったというほどの撮影量ではないですが、それでもシェムリアップだけで約650枚ほど撮影していました。
その大半は人。子どもたちの素朴でかわいらしい笑顔です。
もちろん、それらの笑顔の裏にはいつもながらに思うカンボジアの現実、現状があります。
そのあたりのお話なども含め、まずはこちらのブログ上で今回の旅のお話を紹介して行きますのでよろしく!!
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