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sometime,somewhere...
Posted by - 2025.02.02,Sun
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Posted by sammy - 2014.04.19,Sat

climax in khaosan road / Bangkok, THAILAND


日本では桜が散った頃、タイでは4月13日から3日間、旧正月を告げるソンクランを迎える。
あちらこちらで誰彼かまわず水を掛け合い、ピチッと冷たい水が掛かったかと思いその先を見れば、ニヤッとしてやったりの微笑を浮かべた相手がいる。もちろん、見知らぬ他人。
それが許されるお祭りがソンクランで、童心に還ったかのようにそこかしこの人たちを相手に水を掛けては浴び、ビショビショになって我を忘れて笑い喜ぶ。



festival / Bangkok, THAILAND


去年はソンクランにあわせてバンコクへ渡り、騒動の渦中にいた。
コンビニへ行くにもビショビショ!
飯を食いに行くにもビショビショ!
バスに乗ろうものならバケツいっぱいの水を車窓からぶっかけられ、目的地に着く頃はポケットの中の財布までが濡れていた。
それでもみんな笑っていた。
この国の人たちはここぞとばかりに楽しんでいた。
日々のストレスも、面白くない日常も洗い流すかのように水を掛けては発散させていた。



smile / Bangkok, THAILAND


ソンクランの季節も終わった今、無性にあの場所へ行ってみたい気持ちに駆られる。
職場が異動した先での慣れない毎日。
こんな時こそ、あの国が持つパワーの恩恵に受け賜りたい!
もちろん、叶わぬ夢ではあるけれど…。


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Posted by sammy - 2014.03.19,Wed

old woman / Bangkok, THAILAND


アソックの反政府デモで封鎖された交差点近くで佇んでいた老婆。



smile / Bangkok, THAILAND


チットロムの反政府デモ会場でお父さんと一緒にグッズ販売をしていた女の子。



after school / Bangkok, THAILAND


チットロムの反政府デモ会場を学校帰りに散策していたイスラム系の女学生。


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都会の中にゆったりとした昔ながらの情緒が流れるバンコク。
目が合えばニコッと笑みを浮かべ返す面々。
微笑みの国の由縁は、そんな親しさとやさしさにあるのかもしれない。
Posted by sammy - 2014.03.16,Sun

Thai Lady / Bangkok, THAILAND


サヤーム・パラゴン前にいたタイ美人。



sales lady / Bangkok, THAILAND


アソックのターミナル21前で反政府デモTシャツを売りさばいていた女性。



boy / Bangkok, THAILAND


アソックの封鎖された交差点近くのアーケードで遊んでいたお茶目な子ども。


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バンコク滞在時、宿泊先がBTS(モノレール)沿線だったら僕はいつでもどこでも容易に行けるようにBTSの1日券を購入して動き回る。
これだと1日何回乗り降りしても130バーツ(約400円)。
トイレ設備が駅構内にないバンコクのモノレールでも、1日券だったら駅直結のデパートがその役代わりを果たす。
時にはトイレ代わりに降車した駅周辺でついついアテもなかったのに長居してしまうことも度々。
すっかり都会化されてしまったバンコクも、所々でアジアの国特有のおおらかさが残っている。
そんなおおらかな空気に甘えるかのように、人々の表情をカメラに収めながらの街歩きはバンコク散策の楽しみでもある。
日本のような先進国では中々、きっかけさえ見つけにくいストリート・ポートレートの撮影も、この国ではまだまだ気を許してくれる度量の深さがある。