キューバ写真展延期のお知らせ

car on the street corner / Habana, CUBA


それが万が一に起こりうる淡い期待だったにしても、この年度代わりに発令された人事異動によって、それまでよりも大きな規模の職場への異動となりました。が…、慣れない環境や手順に加え、異動先は長期休養者や度重なる降格者によって僕のポジションは欠員ばかり。
これではもちろん、思い描いていたこの先の旅プランはおろか、7月に予定していた「キューバ写真展」も準備が整いそうもなく一旦、会場をキャンセルし、新たに9月12日(金)から4日間お借りする形で日程延期を決めました。
9月開催であれば5月末までに会場キャンセルも可能だったことから、しばらくは公私のバランスを考えた上で開催の可否をそれまでに結論づけようというのが本音です。もちろん、気持ちの中では「やるつもり」なので、あとはこの2ヶ月あまりで不安要素をどれだけ退けられるかですが(笑)。



親子 / Habana, CUBA


今現在決めている新たな日程は下記の通りです。


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「キューバの風」写真展
会場：静岡市民ギャラリー
日程：2014年9月12日(金)～15日(祝)　4日間

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今のところ、先行き不安に煽られて何もかもが真っ白なヤル気なし状態が続いていますが、まずは「TRANSIT」最新号のカリブ特集でも見ながら、ここから新たにモチベーションを上げていこうかといったところです。
更新もまた、ボチボチと！

monologue

fruit shop on town corner / Habana, CUBA


7月にキューバ写真展をやろうと決めて早や1ヶ月。
準備と言える、目に見える準備こそ皆無であれ、頭の中ではアレコレと回想を繰り返しています。
そんな中昨日、街への買い物帰りにふと見つけた小さなギャラリーで開催されていた写真展へ寄ってみました。
写真展の内容は僕が撮っているのと同じような、「世界アチコチへ行って撮ってきましたよ～」みたいなもの。誰もが知っているような有名どころの風景写真やフィリピンのスラム街でのスナップ写真等々。
こういうのを拝見するとふと、自らのものに置き換えて考えてみます。

伝わるコンセプトは？そこから発信されるメッセージは？

作品としての良し悪しは最優先に考えて選考を進めますが、肝心なのは見る人に伝わるものがあるかどうかです。
ここはやはり、自らと他者とのギャップがあります。

ちなみに、この果物売りの写真。
完全なる駄作で選考外のBランクにファイルを置いてあります。
ただ、時としてBランクの作品でも配置によるバランス構成で映えるものもあります。
そういった自らの固定観念を崩す意味で一番ありがたいのは、こういったブログ上で様々な意見をいただけること。
すでに掲載済みの作品も含めてぜひ、選考委員にでもなった気分で勝手なご意見をバンバン寄せてください！

風が吹いていた

evening glory / Habana, CUBA


ここはキューバの首都ハバナ、セントロ地区アギュラという名の通りにある建物の5階バルコニー。
キューバではこの5階にあるお宅の部屋を借りる民泊、通称カサ・パティキュラルという制度を利用してお世話になっていた。
この小さなバルコニーで物思いに過ぎ行く時間を、ハバナの雑踏と暑さを凌ぐには十分過ぎる吹き抜ける風を心地良く受けながら過ごす。
今年1年にあった時間を回顧する中、おそらくこの時間の中にあった至福が僕にとっての一番の印象だったような気がする。
さまざまな思い出を作ってくれた2013年。
来たるべき年へ新たな思いも馳せて！