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sometime,somewhere...
Posted by - 2025.03.11,Tue
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Posted by sammy - 2014.01.15,Wed

Beach / Chaungtha, MYANMAR


日本は底冷えするような寒さ…。
暑い南の国のビーチが恋しい毎日!



smile / Chaungtha, MYANMAR


ミャンマー西部、ベンガル湾に面したチャウンター・ビーチを訪れたのは2年前。
とりわけ海がキレイなわけでもなく、至れり尽くせりのリゾート・ビーチでもないこのビーチに感じた魅力は素朴さそのもの。
一種の民主化ブームへ乗ったかのような外国人旅行者は僕をはじめチラホラと見かけはしたものの、ここを訪れる大半はミャンマー人たち。
ビーチで出会った日本語堪能なキョーキョーさんは、かつて東京・中野にあるラーメン店で働き尽くしの毎日を送り、本国に帰った今はヤンゴン市内で小さなスーパーマーケットを営み、このビーチへは自ら運転するワゴン車で従業員らの慰安旅行にやって来ていた。



キョーキョーさん / Chaungtha, MYANMAR


砂浜では子どもたちがバケツに入れた海産物を売り歩く。
決して押しが強いわけでもなく、カメラを向ければ嫌な顔もせずに無邪気な笑顔を返してくれる。
人も素朴で、そこに居心地の良さを感じ、僕はここに4泊もした。



beach children / Chaungtha, MYANMAR



GOLD / Chaungtha, MYANMAR


そう言えばキョーキョーさんは変える間際になってワゴン車が故障し、部品集めやらに奔走した話を同宿の日本人から聞いた。
どうやら無事に直ったようでその日の夕方、近場の村へ行く途中の僕を追い越す際に気付いたようで運転席から大きく手を振り出し、ハイテンションな合図をして過ぎ去って行った。



sunset / Chaungtha, MYANMAR


人々が皆フレンドリーで、旅をしていることに歓びがあった。
アジアの旅には昔ながらの人情や親しみが今なお残っている。

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Posted by sammy - 2013.05.23,Thu

Downtown / Yangon, MYANMAR


昨日が地元紙の静岡新聞、今日は全国紙の毎日新聞に自分自身が勤務する日本郵便のミャンマーへの郵便システム導入の報道が載っていました。
海外から郵便を出された方、逆に海外へ出された方の中には「ウン、ウン」とうなずく方がいると思いますが、出された郵便物が当たり前のように届く国や地域というものは極僅かなもので世界の大半、特に途上国などにおいてはシステムも確立されていなければ、届ける義務などは無いに等しいと言っても過言ではないのが現状です。
それはミャンマーにおいてもそうで、その記事によれば現在の配達率は約3割。
日本のように郵便番号も無ければ全てが手作業であるため、投函された郵便の約7割は配達されずにどうにかされてしまっているとのこと。
そこで今回、我が社初の海外展開というフレコミで高度な技術を持つ日本の郵便システム導入が両国間の閣僚レベルで合意に達したというのが今回の報道。
折りしも今週末の安部首相のミャンマー訪問にあわせ、その場でトップ・セールスも行うらしい。

かねてからの夢、海外で働く、アジアの途上国への手助けになる仕事というものは夢で描くだけのものであって、自分には到底無縁のことだと思っていたものが一転、今回のこの報道で「現実的に考えてみて」の客観的判断ではあるが、全国に何千人といるであろう僕の置かれているポジションの社員はこの事業に適任である。
では、「行きますか?」と自身に問いかけると、夢とは真逆の思いが次々と浮かんできてしまう。
これがやはり、現実であり、二の足を踏んでしまうのである。

もっとも、超巨大企業において、手を挙げたところで実現する可能性なんてものは限りなくないようなもの。
ただ、夢を現実として考えられるようになっただけ。と同時に、海外で貢献できる仕事というものは、「嫌だ嫌だ」とぼやいてばかりの今の仕事の比ではないくらい大変だろうと想像できるようになったこと。
とりあえず、しばらくは夢のまま、この事業の展開を見守りたいです。

Posted by sammy - 2013.03.13,Wed
 
菩提樹の下で / Amarapura, MYANMAR


今月発売の「TRANSIT」はミャンマー特集。
春の陽気にかられ、ウトウトと部屋でページをめくっていると逃避願望も再熱してくる。
素朴さが今なお当たり前のように残り、人々も物も景色も全てがスレていないミャンマーは経済同様、興味本位に訪れるにしても開拓前の魅力が存分にある。
それはこの「TRANSIT」誌面からも伝わり、きっと僕同様に日常からしばしの逃避を求めるような願望者たちが満足するような内容となっている。定価の税込み1800円は廉価とは言えないが、ネットとは違った手軽さで気分を養える雑誌は安い逃避手段かもしれない。

まだ見ぬ景色、ふれたい空気。
さまざまな願望全てを叶えることはできなくても、ところどころでそういった願望を叶え、それが活力なり日常への糧となる。
だから僕は旅に出る。そして、さまよう。



after sunset / Amarapura, MYANMAR