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sometime,somewhere...
Posted by - 2025.02.09,Sun
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Posted by sammy - 2009.11.14,Sat
生徒が3人。
それも、来るのか来ないのかわからない…。

ネパールのカトマンズにある日本語教室で、そんな生徒を相手にプラカスは毎朝7時半から始まる日本語初級教室の講師をしていた。

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プラカスと生徒たち


僕とプラカスとの出会いは偶然。
土砂降りの雨宿り先で知り合い、知り合ったその翌日、彼は「仕事休みだから」と言って僕をカトマンズ郊外にあるブングマティ、キルティプルといった村へバイクに僕を乗せ、案内してくれた。

彼は日本人が関わるNPOの現地代表も勤めている。
だから出会った時も日本人らと食事を楽しんでいたし、日本語教室へもカトマンズ滞在中の最後の2日間はそのとき同席していた西宮で高校教師をしていたと言うT先生と一緒にお邪魔をさせていただいた。

「朝の教室は参加できる人が限られるし、夜が遅かったりすると平気で休んだりする。3人のうち2人が友達同士だから1人が来ないともう1人も来ない。今日だって教室が開かれるかどうなのかその時になってみないと分からないですよ」。

そんな初歩的な日本語を教える教室を2日間見学させていただいて、2日目の最後にはプラカスからのご指名で教壇に立ち、黒板を前に簡単な日本語を教えさせていただいた。


熱心に聞き入る生徒
手前右の生徒はニューロードで携帯電話ショップを経営する店長さんだった


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黒板に書き込むプラカス
授業の内容は初歩的な日本語の使い方に終始している



あのプラカスはどうしているのだろう?

4月に京都でT先生と再会した際、「この4月からNPOの現地本部は置かないことになり、プラカスのNPOでの仕事はなくなった」と聞いた。

出会った時には20代後半くらいにさば読んだ僕にプラカスは、「どこかで飲みましょうか?」と酔いを誘うジョークを返してきた。
そういったジョークですぐさま切り返すほど、プラカスの日本語は饒舌で日本人と話すものと遜色もない。

実際の彼は39歳だった。
すでに結婚もしていて17歳になる子供もいる。

そのプラカスの17歳になる長男は学校での成績が2番。
なんでも1番になったらT先生が冗談半分で言った「大学の奨学金を出してやる」夢が叶ってしまうそうで、先生もうれしさ交じりに困っていた。

* * *

先日、そのT先生に連絡を取り、プラカスにカトマンズで再会したい旨を告げ、メール・アドレスと電話番号を教えていただいた。
ローマ字書きで書いたメールを送ると早速、プラカスから元気の良い返事が戻ってきた。
幸い、彼は来週末、僕のために空けてくれるようで空港までの送迎も申し出てきた。

そんなネパールへは11月16日夕方、日本を出発する。
プラカスとの再会もそうだが、はたしてどんな出会いやドラマが待っているのだろう?

出発が待ち遠しい!
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Posted by sammy - 2009.10.01,Thu


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Bungmati, NEPAL


雨季が明けた今時分、カトマンドゥ郊外ブングマティ村周辺には緑豊かな棚田風景が広がっていた。
Posted by sammy - 2009.09.17,Thu


早々と次の旅先を決めました。
去年秋につづいて2度目のネパールです。

自分の中ではずうっと、初めてのネパールを旅している最中から「この国へは、また来たいなぁ」って思っていました。
あの(←ここんとこ強調!)インドの真上にあるというのに人は穏やかで景色はのどか。
街の雑踏も溶けこめるような優しさを感じるほど、僕は親しみやすさを感じました。
現地でのさまざまな出会いも、そんな僕の気持ちを助長させてくれたかもしれません。
この1年、ネパール熱はずっと続いていたのです。
そして窺っていたチャンス…。

仕事柄(〒)、年末年始は無理。
10月はベースボールがもっとも熱くなる季節。野球バカにはそちらを外せられない。
今月末は仕事上の諸般の事情があって回避したけど、どうやら政権交代実現でそちらの事情は一先ずお預け。でも、もう遅い!
そうなると、残るは11月。
使える持ち駒(年休)は決して多くはないけれど、11月半ばであれば1週間ちょっとの「ちょこっとアジア旅」は可能と判断してGOサインを出しちゃいました。

ちなみに、タイ航空です。
去年の秋より約4万円も安かったんですよね。いやいや、あの時の航空券は7月のサーチャージ値上がり前に決済したので実際には5万円以上も安くなっていました。

出発まではまだまだ2ヶ月。
ヒマラヤが恋しい秋になりそうです。

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